英語が全くできない中学生のための4つの勉強法を解説!

英語ができない中学生

2021年度から導入された新学習指導要領により、中学校の英語教育に新しい教育内容が導入されました。新しい教育内容は「主体的・対話的で深い学び」が重視されるようになり、英語においてはコミュニケーション能力の向上を図り基本的に授業は外国語で行うこととなりました。

中学校で習う英単語数も増加し、全体的に英語学習のレベルが上がっている中で、「英語が苦手」「英語が全くできない」と思っている中学生も多くいるようです。

本記事では、英語が全くできない中学生は何が理由なのか、英語が苦手な中学生におすすめの英語学習方法はあるかなどを解説しています。

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この記事をまとめると
  • 中学生で英語が全くわからない人は苦手意識が邪魔している
  • 英語が苦手な中学生はまずは暗記から!
  • 中学生の英語は教科書をやり込めばマスターできる!
目次

中学生で英語が全くわからない・できない理由

中学生で「英語が苦手」「英語が全くできない」と思っている人には、どのような理由があるのでしょうか。本章では、英語が全くできない・わからない理由について掘り下げていきます。

もしも「英語が全くできない」「英語が分からない」と思っている人は、自分にも当てはまる部分がないか確かめてみましょう。

【苦手な理由①】英語に苦手意識がある・好きになれない

セガトイズが2019年に行った「中学生の英語教育に関する実態調査」によると、英語を嫌いと回答した中学生は38.8%にのぼりました。約4割もの中学生が英語に苦手意識を持っているとが分かります。

一方母親の99%が「子供の将来の選択肢が広がる」などの理由で「子供に英語を話せるようになってほしい」と思っているとも分かりました。本調査から、母親の英語学習に対する思いと子供の気持ちが逆になっているケースが非常に多いことが伺い知れます。

参考:母親 600 名に聞く!中学生の英語教育に関する実態調査

【苦手な理由②】学校の英語の授業についていけてない

中学生で英語が全くできない理由の一つに、「学校の英語の授業についていけない」ことが考えられます。現在小学校でも英語の授業は行われていますが、英会話を重視した授業内容で、ほとんど英語が書けない・読めないまま中学生になる子供も少なくありません。

中学校では、小学校で英語を勉強していることを前提に授業が進みます。そのため、小学校に比べて一気にレベルが上がる中学英語についていけず、中学生の間ずっと英語が全くできない状態が続いてしまうのです。

【苦手な理由③】授業以外での学習が足りていない

【苦手な理由③】授業以外での学習が足りていない

英語が苦手な理由として、学習時間が足りていないことが挙げられます。上記の表は、CEFR(セファール)という国際基準の外国語能力のレベルと必要な学習時間を表しています。

セファールの目安学習時間のように、これだけの時間を費やして初めて英語が得意になっていくということを知らない学生も多いでしょう。

中学英語のレベルが上がる中で、学校の授業だけですべてを理解しようとするのは、英語が苦手な子供たちにとっては難しいことです。どうしても家庭や塾での自主学習が必要になりますが、英語を苦手に感じる子供たちは家や塾でまで英語を勉強したくないでしょう。

一方で、2021年度より実施された新学習指導要領により、全国的に英語の教科書にも大きな変革がありました。英単語の数は今までの約1,200語から1,600~1,800語へと大幅に増え、中学校で習う文法や単語表現のレベルも高くなっています。

「英語が全くできない」「苦手意識を持っている」中学生でも、今後授業以外での学習は避けられないでしょう。

【苦手な理由④】英語の勉強の仕方がわからない

英語が全くできない・わからない中学生は、英語の勉強の仕方が分かっていない可能性が高いです。英語学習にはインプットとアウトプットの両方が不可欠ですが、インプットばかりを重視する勉強法を行っている子供たちが多いのではないでしょうか。

正しい英語学習法を知ったうえで実行できれば、英語が苦手・全くできない状態は回避できるはずです。

中学生が英語を学ぶときの4つのステップ

中学生が英語を学ぶときの4つのステップ

中学生が英語を学ぶとき、どういうプロセスでインプットし、定着させているのか気になりませんか。ここでは、中学生が英語を学ぶときのプロセスを噛み砕いで4つのステップに分けてご紹介します。

英語に関心を持つ

中学生で英語を学ぶ際にまずは大切なのが、英語に関心を持つということです。関心を持つきっかけは様々。

関心を持つきっかけ
  • 洋楽の歌
  • 海外のドラマや映画
  • 海外の人と話してみたい
  • 将来の仕事で活かしたいと思う

英語に関心を持つことができれば、英語への学習意欲も増し学習効率は格段に上がるでしょう。逆に、英語に関心がなくただ教科として勉強してしまうと楽しさというよりも、「やらないといけないからやる」となってしまいますよね。

現在、中学生で英語を苦手に感じていたり、全くできないと悩んでいる方はまずは英語を好きになる、英語に関心を持つところから始めましょう。

インプットする

英語学習で、インプットの作業はとても大切です。英語の知識や単語をインプットしていないと、そもそもアウトプットができませんよね。

英語をインプットするとは具体的にどうするのかご紹介します。

インプットの方法
  • 単語を一通り覚える
  • フレーズに絡めて単語を覚える
  • 発音を読みながら覚える

インプットはただ英単語を覚えればいいというわけではありません。英単語の意味を覚えても、発音や使い方を覚えていないと意味がありませんよね。

暗記が多くて大変だな…と思う方もいるでしょう。ですが英語は、暗記から始まります。

英単語を覚える方法としておすすめなのが、フレーズの中で覚える方法です。例えば、以下のフレーズでは、複数の単語を覚えることができます。

「My family moved to America because of my father’s job. 」

でも、正直これを丸々覚えるのは難しいでしょう。そんな場合は、以下のように単語を変えたりして自分に当てはめて覚えてみることをおすすめします。

「My family moved to Japan because of my school. 」

アウトプットする

英語を定着させるには、アウトプットが欠かせません。ですがアウトプットといっても、どんなことをすればいいのかわからない方も多いでしょう。

アウトプットは、英単語や文法、スピーキングなど全てで必要です。英単語やフレーズを覚えたい場合は、毎日アウトプットを繰り返しましょう。

昨日覚えた20単語を次の日復習するを繰り返します。1週間で同じ単語を最低2回はアウトプットできるかテストを行い、覚えられない単語は苦手な単語として覚えるまで繰り返します。

スピーキングに適したアウトプットは、オンライン英会話です。定期的にオンライン英会話を行うことで、覚えた英単語やフレーズをアウトプットできます。

また、オンライン英会話を定期的に受けることで英語を使う習慣もできるのでおすすめです。

繰り返し覚える

英語を覚える、学ぶ上で反復暗記や学習はとても大切です。繰り返し覚えれば覚えるだけ、記憶に定着していきます。

しかし、ただ覚えるだけではなく、フレーズで単語を覚えたり、実際に英会話の際にその単語を使ってみたりして頭を使いながら繰り返し覚えることが重要です。

英語が全くわからない中学生におすすめの4つ勉強法

本章では、英語が全くわからない中学生にもおすすめの勉強法を4つ紹介します。

【単語編】学校の教科書や指定の単語帳を全て暗記する

英語学習の最初のステップは、英単語を覚えることです。学校の教科書に載っている英単語や単語帳に載っている基本的な英単語は、すべて暗記するつもりで取り組みましょう。

効率的な英単語の覚え方
  • 単語帳
  • 英単語アプリ
  • 絵本や小説
  • 映画や音楽

昔ながらの単語帳も英単語を覚えるのにはいいですが、効率的に英語を覚えるためには英単語アプリがおすすめです。英単語アプリはスマホひとつでいつでもどこでも英単語を勉強でき、まだ覚えていない英単語を重点的に学習できます。

他にも、絵本や小説で知らない英単語が出てきたら辞書で調べる、好きな映画や音楽で出てきたセリフを調べるなどすれば、場面と結び付けて覚えやすいため忘れにくい効果も期待できるでしょう。

【英文法編】教科書の例文をまずは覚える

教科書には、英語学習の基本となる例文が載っています。教科書の例文を覚えることで、基本的な英文法も身に付けられます。

英語が苦手で全くできない中学生は、まず教科書の例文を覚えることから始めましょう。

例文を覚えた後の活用方法
  • 音読の練習に使用する
  • 例文と似ている文章を探す
  • 例文の単語を自分の内容に置き換えてみる

例文を覚えた後は、音読の練習に活用したり音源があればシャドーイングしたりすると、スピーキング力の向上につながります。また、教科書以外の英文を読んで、例文と似ている文章を探してみるのもいいでしょう。

学んだ英会話を実践するときには、例文の単語を自分が伝えたい単語に置き換えて会話に利用すると、スムーズに会話をつなげられます。英語で会話する機会があれば、ぜひ試してみてください。

【リスニング編】ネイティブの英語のスピードに慣れる

英語が全くできないと思っている中学生は、リスニングにも苦手意識を持っているのではないでしょうか。リスニングを上達させるには、ネイティブの英語のスピードに慣れることが大切です。

本章はネイティブの英語スピードに慣れるためにやるべきことを、順を追って説明しています。

STEP1. 中学生レベルのリスニング音声を聞く

まずは中学生レベルのリスニング音声を聞いて、英語のスピードに慣れていきましょう。教科書の内容に準ずる音源があれば一番いいですが、なければ初心者向けとして出版されている参考書などの音源を利用するといいでしょう。

中学生レベルのリスニング音声であれば、日常会話や映画のセリフなどどこかで聞いたことがあるような単語が登場していることもあるはずです。知っている単語がたくさん出てくる音声ならば、英語が全くできない中学生にも取り組みやすいでしょう。

STEP2.海外のYoutube動画を視聴する

中学生レベルのリスニング音声で英語に耳を慣らした後は、より実践的な英語を聞いてみませんか。海外のYoutuberがあげている動画の中で、自分の興味関心にフィットするものを選んで視聴してください。

自分の好きなジャンルについて話している動画を見ることで、話している内容が全部は分からなくても、単語のいくつかは聞き取れるでしょう。また、好きなジャンルであることで、最後まで飽きずに見続けられます。

STEP3.英語のドラマや映画を見る

英語が全くできない状態から少しレベルアップして、さらにリスニング力を向上させたいと思う中学生は、英語のドラマや映画を見るといいでしょう。特にシットコムと呼ばれるジャンルのドラマは、1話完結で登場人物も限られているので話が分かりやすくおすすめです。

「アイキャリー」や「アレクサ&ケイティ」などアメリカの高校生が主役のドラマなら、年代の近い俳優がたくさん出てくるため親しみやすく、アメリカの高校生活も垣間見れて楽しめるでしょう。

【英会話編】教科書の英文を声に出して読むところから始める

英会話を上達させたいと考えている中学生には、教科書の英文を声に出して読むところから始めませんか。英文の音読ではインプットとアウトプットを同時にできるため、学習の効果が高まります。

タイトル英文を声に出して読むメリット
  • 英語に対する苦手意識を克服できる
  • 英文を効率よく暗記できる
  • 英語の発音が良くなる

英語に対する苦手意識には、「人前で英語を話すことが恥ずかしい」気持ちもあるのではないでしょうか。繰り返し声に出して英文を読むことで、英語を発音することに慣れて徐々に恥ずかしさも薄まっていくでしょう。

また、繰り返し発音することで英文を効率よく覚えられます。発音に自信がない人は音源を聞いてから真似して発音したり自分の発音を録音したりすることで、より英語の発音を良くできるでしょう。

中学生におすすめのオンライン英会話①ネイティブキャンプ

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英文を声に出して読むことは一人でもできますが、オンライン英会話で誰かと直接話すことで、さらに英語学習の効果を高められるでしょう。オンライン英会話の「ネイティブキャンプ」は教材を15コース以上の中から選んで学習できるため、子供から大人まで自分のレベルに合った内容でオンライン英会話のレッスンを受けられます。

中学生におすすめのオンライン英会話②Kimini

kimini 学研

「Kimini英会話」は、学研が運営するオンライン英会話サービスです。学研の長年の実績とノウハウを活かした教材を使ったオンライン英会話は、全国の小中学校など多くの教育機関で取り入れられています。

学習の内容やレッスンメニューをAIが最適化して提供してくれます。英語が苦手で全くできないと感じている中学生も、今のレベルに合わせたレッスンを受講できるのでおすすめです。

英語が苦手な中学生が英語の成績を上げる方法

英語が全くできないと感じている中学生が、英語の成績を上げる方法には何があるでしょうか。本章では、英語が苦手な中学生が英語の成績を上げるにはどうすべきかを、いくつかご紹介します。

英単語を取りこぼさない

英単語を覚えることは、英語学習の第一歩です。新しく出てくる英単語は着実に身に付け、覚えていく意識を持つだけで、英語が全くできない状態から脱却できるでしょう。

英単語アプリなどを上手に利用し、英単語の取りこぼしがないようにする意識が大切です。

正しい発音で英文を覚える

教科書の英文を覚えるときは、正しい発音で覚える意識で取り組みましょう。正しい発音で英文を覚える方法として、音源を用意して聞きながら読む、英会話教室やオンライン英会話でネイティブの発音を聞くなどが挙げられます。

正しく発音できないと、リスニング力の向上にも影響を及ぼします。リスニングが上達しない理由は、自分で正しく発音できない音を正確に聞き取るのが難しいためです。

他にも、英語の文章を黙読している際も、頭の中でも間違った発音で読んでしまうため、スムーズに読めないということもあります。

英語の教科書の例文を丸暗記する

英語の教科書の例文を丸暗記することは、英文法の勉強に効果があります。例文の丸暗記は、英語が全くできないと悩む中学生も参考書などを新たに買う必要もなく、スマホがなくてもすぐに取り組める勉強法です。

英語が得意になって英語の成績を上げたいと考えるならば、正しい発音を意識しながら英語の教科書の例文を丸暗記してください。教科書の例文は、無駄な部分をなくし本当に必要な部分だけが選択されていますので、覚えておいて損はないでしょう。

英語が全くわからない中学生におすすめの参考書・問題集3選【基礎】

英語が全くわからない・できないという中学生におすすめの参考書を3つ厳選して選びました。基礎中の基礎から学べるテキストや基礎から応用まで網羅したものまで、バリエーションに富んだ内容となっています。

中1英語をひとつひとつわかりやすく。【最初から学びたい方向け】

中1英語をひとつひとつわかりやすく。

1回たった2ページの勉強で、中学の英語を基礎から学び直せると評判の参考書が「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」です。「中1英語をひとつひとつわかりやすく。」は、音声アプリに対応していてスマホでリスニングの練習もできます。

英語の学習では、一気に詰め込むよりも毎日少しずつ継続して学習することが重要でしょう。イラストが豊富で分かりやすく、学習管理シールで計画的に英語学習を進められるので、英語が全くできないと苦しんでいる中学生が学習モチベーションを保つ上でおすすめの参考書です。

毎日1ページ練習問題を解くだけで、単語・リスニング・文法すべてを網羅できます。

これでわかる英文法中学1〜3年【徹底的に理解するために】

「これでわかる英文法中学1〜3年」は問題集と参考書が一緒になっているので、参考書部分で内容を把握したらすぐ練習問題に取り組めます。そのため、効率的に学習ができ1冊で実力をつけることが可能です。

例題の解説が充実しているので、教科書で分からなかった部分の理解を深められ、テスト予想問題は学校の定期試験対策としても使えるでしょう。問題の量が多いので「なるべくたくさん問題を解きたい」人には、コストパフォーマンスに優れた参考書です。

中学ニューコース問題集『中学英文法 新装版』【何回もやり込める】

学習参考書には定評のある学研が発行しているのが、「中学ニューコース問題集『中学英文法 新装版』」です。問題集なのですでに文法の基本をマスターし、より実践的な問題を通じて試験対策をしたい人に特におすすめです。

英語が苦手な中学生を英語好きにする方法

英語が苦手な中学生、英語が全くできない中学生が英語好きになるためにはどうしたらいいのでしょうか?実際に英語に苦手意識がを持つと、英語に関するものすべてに拒否反応を起こしてしまう人もいるのが事実です。

英語が苦手な中学生が少しでも英語好きに近づくために、「英語を勉強しなければいけない」プレッシャーをなるべく感じずに英語に触れられる方法を解説します。

好きな洋画を字幕で観てみる

英語が全くできない中学生にもおすすめの洋画
  • ホームアローン
  • トイストーリー
  • チャーリーとチョコレート工場

洋画を字幕で見ることは、楽しみながら英語が学べる最適な方法です。ストーリーがシンプルかつ簡単な英語を使っている映画を選んで、字幕での視聴にチャレンジしましょう。

洋画を字幕を出しながら見ることで、発音だけではわからない部分を補完できます。慣れるまでは字幕付きで見るようにしてください。

難しすぎない問題から始める

英語が全くできない中学生が英語を好きになるためには、難しすぎない簡単な問題から始めていくといいでしょう。中学生レベルの英語が難しいと思うのであれば、小さい子供向けの教材から始めてみるのもいいかもしれません。

自分が楽に解けるレベルの問題から始めて、徐々に難しい問題へと進めていきましょう。「問題が解けた」という達成感を感じながら勉強をすることで、モチベーションを維持しながら英語学習を続けられます。

自宅で毎日英語の学習を取り入れて英語に慣れる

おすすめの自宅学習法
  • 英語学習アプリ
  • Youtube
  • オンラインゲーム

問題集や参考書を使って英語学習をすることも重要ですが、英語に慣れるという意味では英語学習アプリやYoutube、オンラインゲームなどで英語に触れる環境を作るのもおすすめです。遊びながら英語が学べるので、英語学習を苦痛に思ってしまう中学生にも気軽に始められるでしょう。

英語学習塾やオンライン英会話を利用する

英語学習を一人で続けていくには強い意志が必要で、英語が全くできないと感じている中学生にはハードルが高いものです。一人ではモチベーションを維持するのが難しいのであれば、英語学習塾やオンライン英会話を利用するといいでしょう。

決まった時間に予約を入れておくことによって、英語学習塾やオンライン英会話の時間は英語を学ぶ時間として確保できます。特にオンライン英会話は1回30分という短い時間に自宅で受講できるため、日常生活の中に英語学習を自然に組み込めます。

中学生におすすめの英語アプリ

中学生におすすめの英語アプリ

英語が苦手な中学生には、楽しみながら英語を学べる英語アプリがおすすめです。抵抗感を少しでも無くして、気づいたら英語が得意になっていた!となればとても良いですよね。

ここでは、英語が苦手な中学生におすすめの英語アプリを3つご紹介します。

Duolingo

duolingo1

Duolingoは、世界でNo,1を獲得した8000万人以上が利用する英語学習アプリです。リーディング、リスニング、スピーキングに対応していて、ゲーム感覚で学習を進められます。

Duolingoでの学習34時間分は、大学1学期分に相当するという研究結果も出ているそうです。無料で利用でき、コンテンツの質もとても高いのでまず迷ったらDuolingoをおすすめします。

早打ち英文法

早打ち英文法

早打ち英文法は、ゲームのようなデザインで楽しみながら、英語の並べ替え、英語の穴埋め、スペルなどを学べます。中学英語を中心として学べるので、早打ち英文法をマスターすれば一通り英語への苦手意識は軽減されるかもしれません。

無料で問題なく利用できるので、まずはぜひアプリをダウンロードしてみてください。

英単語アプリ mikan

英単語アプリ mikan

英単語に特化した日本初の英語アプリが「mikan」です。可愛らしいみかんのキャラクターが特徴。

無料ながら発音もセットで63,000単語収録されているので、これ1つで中学英単語は網羅できます。単語だけでなく、リーディング対策やTOEIC、英検対策も可能なのでまずは一度ダウンロードしてみてください。

中学生の英語に関する疑問に回答

中学生の英語に関する疑問に回答

ここでは、中学英語に関する疑問に回答していきます。英語の学習で悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてください。

中学生で英語が全くできないのは学習障害?

中学生で英語が全くできないからといって学習障害であるということは、100%いえません。そもそも、英語が全くできない人は、英単語や文法など抜けている部分が多いです。

英語の授業はどんどん進んでいきます。1箇所でつまずいたり、英単語がわからないまま英文を読み進めても、答えには辿り着けません。

学習障害ではないかと疑うほど英語ができない場合は、まずは小学校の英語レベルから始めて見ることをおすすめします。

英語だけできない理由は?

「英語だけできない…」という方は、意外にいます。

英語だけできない理由を考察
  • 文法を勉強できていない
  • そもそも苦手意識が邪魔している
  • 英単語を覚えていない
  • 英語自体好きでない
  • 英語の勉強の仕方がわからない

英語だけできない理由としては、上記のようなことが考えられるでしょう。少し話は変わりますが、日本人は世界的にみても英語が苦手な国として知られています。

それは、日本に住んでいる多くの方は日本人で日常的に英語を話す必要がないことが理由です。日常的に英語を話さないのに、英語の授業だけで英語が得意になるというのは稀でしょう。

英語は、数学や社会など公式や暗記をすれば全体的に成績が上がるというシンプルな物ではなく、英単語、文法、リスニングなど満遍なく学習して初めて英語の成績に反映されます。

【まとめ】中学生でもまだ間に合う!英語をマスターしよう

本記事では、英語が全くできないことに悩む中学生や保護者の方に向けて、英語に苦手意識があっても始められる英語学習法やおすすめの教材などについて解説しました。小学生のうちから英語の授業が始まるようになり、英語が得意な人と苦手な人の差がますます広がりつつあります。

一度英語を苦手だと思ってしまうと、なかなかモチベーションを高めるのは難しいものです。今回ご紹介した勉強法は、映画やドラマを見るなど遊び感覚で実践できるものもありますので、英語が全くできないと思っている人にはぜひ試してほしい内容といえるでしょう。

中学生になってから、英語を本格的に勉強し始めても決して遅くはありません。本記事を参考に、英語学習にぜひチャレンジしてみてください。

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