英語の勉強の仕方がわからない人向け!勉強法をゼロからわかりやすく解説

英語の勉強法をゼロからわかりやすく解説

「英語の勉強の仕方がわからない」「英語を始めたいけれど、何から手を付ければいいのだろう」と悩んでいる英語学習初心者も多いのではないでしょうか。英語の学習は自己流でやみくもに行うより、英語が身に付く仕組みを理解してから勉強を始めるのが大切です。

本記事では、英語の勉強の仕方がわからない人に向けて、効率的に英語を学習でき実力を付けられる勉強法について解説していきます。

この記事をまとめると
  • 気軽に始められて続けやすい英語学習法から始めると◎
  • ルールに沿って学習すると英語力は伸びる
  • 英語の学習にゴールはない。息切れしないように継続しよう。
目次

始めやすい・継続しやすい英語学習法

 

始めやすい・継続しやすい英語学習法

英語の勉強の仕方がわからない人や、何から始めるべきか悩む人に向けて、英語の勉強初心者でも始めやすく継続しやすい英語学習法を紹介していきます。日常生活に自然と取り入れられるものも多いので、まずは取り組みやすいものから試していきましょう。

英語でニュース記事を読む

英語でニュースを読むのにおすすめのサイト

毎日ニュースを見る習慣がある人は多いと思いますが、いつものニュース番組を英語の番組にしてみると、ニュースを見る時間も英語学習に充てられます。英語のニュースサイトや動画サイトの視聴は、リスニング力やリーディング力の向上に貢献するでしょう。

特に英語のニュース番組は、映像も一緒に流れているため、内容を完璧には理解できなくても映像から大まかな内容を読み取れるでしょう。ニュースの中でよく出てくる単語のうち、聞き取れなかったものや知らなかった単語を調べると、ニュースの内容と英単語が結びついてより忘れにくくなる効果も期待できます。

字幕なし・字幕ありで洋画や動画を鑑賞する

字幕が選べる動画サービス
  • ネットフリックス
  • Hulu
  • ディズニープラス

映画・ドラマ鑑賞でも、洋画を吹き替えではなく字幕で見ることで、楽しみながら英語を学べます。上で紹介している動画サービスは、字幕の有無も選べるため、最初は字幕ありで内容を把握し、2回目で字幕なしの視聴にチャンレンジしてみましょう。

また、英語のリスニングが苦手で全然聞き取れない人は、ディズニーアニメなど子供向けの作品から試してみるといいかもしれません。1回ですべて聞き取れなくても、何度か繰り返すうちに、少しずつ聞き取れる単語が増えていくので、焦らずに続けてみてください。

英語のフレーズを声に出して読む

英語の学習を効率的に進めたいならば、恥ずかしがらずに声に出して読むことも必要です。英語の勉強の仕方がわからない人の中には、英語を実践で使う場所がないから上達が難しいと考える人も多いでしょう。

しかし、アウトプットの実践は会話相手がいなくてもどこでも可能です。難しく考えずに、持っているテキストの例文を声に出して読んだり、好きな英語の曲の歌詞を口ずさんだりするなど、日常に取り入れていきましょう。

アプリを活用して語彙や英単語を覚える

最近は英単語を覚えることに特化したアプリもたくさん出ています。覚えた単語は非表示にする、まだ覚えていないであろう単語をAIが優先的に出題してくれるなど、便利な機能を備えているアプリもあります。

通勤通学の電車の中や昼休み、入浴中など、日常生活に多くあるスキマ時間を利用して英単語を覚えるには、常に持ち歩けるスマホアプリを利用するのが得策です。英語の勉強の仕方がわからない人でも、アプリならすぐにダウンロードできて気軽に始められるのでおすすめです。

オンライン英会話を利用する

初心者にもおすすめのオンライン英会話
  • レアジョブ英会話
  • kimini英会話
  • DMM英会話

英語の勉強の仕方がわからないからといって、いきなり高い費用をかけて英会話教室に通うのは初心者にとってハードルが高いものでしょう。そこで、費用が対面型の英会話教室より安く、無料体験などでお試しも可能なオンライン英会話から始めてみることをおすすめします。

オンライン英会話は外国人の先生とインターネット上で会話するため、初心者だと会話が続かないのではと不安になる方もいるでしょう。しかし、多くのオンライン英会話ではきちんと教材が準備されているので、最初のうちは教材の内容に沿って指導してもらい、慣れてきたらフリートークで英語力を試すこともできます。

マンツーマンの指導が受けられるオンライン英会話は、初心者から上級者まですべての人が自分に合ったペースで英語学習を進められるのです。

英語の勉強を行う際に守るべきルール

 

英語の勉強を行う際に守るべきルール

英語の勉強の仕方がわからないときによくある失敗は、間違った自己流の勉強法を続けてしまうことです。本章では、英語学習初心者が効率よく短時間で英語の実力を伸ばしていけるように、英語の勉強を行う際に守るべきルールについて解説しています。

正しい勉強法や英語学習のアプローチを行えば、効率的に英語力を伸ばせます。これから英語の勉強を始める人や、英語の勉強の仕方がわからない人は以下の内容を試しましょう。

英語学習の目標を明確にする

まずは英語学習を始める前に、英語を通じて叶えたいことや、何を目標としているのかをはっきりさせましょう。例えば、「英検2級に合格する」「TOEICで700点以上取る」など具体的な資格や数字を目標として掲げると、勉強の計画が立てやすくなります。

英語学習の目標を明確にしないまま、何となく英語学習を進めても、モチベーションが続かず途中で挫折してしまいやすいです。英語の勉強の仕方がわからない人は、最初に具体的な目標をしっかり定め、効率よく学習を進めていきましょう。

英語学習の習慣をつける

英語学習は毎日の積み重ねが非常に重要です。毎日30分から1時間程度の英語学習を続けると、大人でも英語力を向上させられると言われています。

たとえば英語を流暢に話せるようになりたいなら、英語を勉強する時間をスケジュールの中に組み込んで、毎日欠かさず英語に触れる時間を作るようにしましょう。通勤の電車内では必ず英語アプリで学習する、車の中では英語のCDを聞く、寝る前にオンライン英会話のレッスンを毎日行うなど、日々の生活の中に英語の時間をうまく取り入れて、自分のペースで進めましょう。

効率の悪い暗記の仕方は避ける

効率の悪い暗記の仕方とは
  • 書いただけで満足している
  • 眺めているだけで覚えた気になっている
  • 確実に覚えようとし過ぎている

英語学習において暗記は欠かせませんが、効率の悪い暗記の仕方では時間が無駄になってしまいます。書いて覚える方法は手も一緒に動かすため、本来なら脳に刺激が入り良い効果があるはずです。しかしこの時に、ノートを埋めることが目的になってしまうと、英単語の知識は定着しづらいです。

暗記で重要なのはインプット後のアウトプットです。インプットとアウトプットを反復的に行うことで、新しい知識が脳に定着していきます。

一度で覚えようとして、同じ単語を繰り返し書いたり読んだりするよりも、より多くの単語をまずはインプットしてその後覚えていない単語をチェックして再度インプットする作業の方が結果的には多くの単語を覚えられます。

インプットができたら、その後はアウトプットに全力を注ぎましょう。どれだけ使える英語になるかは「どれだけ頭から引き出したか」に左右されます。

1回アウトプットできた単語を繰り返し確認するのではなく、覚えづらい英語フレーズや英単語のアウトプット回数を増やしていくことが大切です。英単語アプリなどを利用して、効率の良いインプットとアウトプットを心掛けていきましょう。

実践的な英語学習を心がける

実践的な英語学習の具体例
  • オンライン英会話で外国人講師と会話する
  • 英語カフェなどを利用してみる
  • 留学生の友人を作る

英語で自分の思いを伝えられるようになるには、実践的な英語学習が必要不可欠です。実践的な英語学習の中でも気軽に始められるものとしては、オンライン英会話があります。

オンライン英会話は英会話教室よりも費用が安く、講師の面々も若くてフレンドリーな人が多いため、友達感覚で英会話を楽しめるでしょう。実際に英語話者と話すことで、自分に今足りないものが分かるきっかけにもなり、英語学習へのモチベーションをより高められるでしょう。

4技能別の英語勉強法

4技能別の英語勉強法
英語の4技能とは?
  • リーディング-読む
  • ライティングー書く
  • リスニング-聞く
  • スピーキング-話す

英語の4技能にはそれぞれに適した勉強方法があり、それぞれをバランスよく伸ばしていくことで、総合的な英語力を身に付けられます。それでは、具体的にどのような勉強方法があるのでしょうか。以下で順に解説していきます。

リーディングの勉強方法

リーディングの勉強方法
  • 簡単な英文をたくさん読んでみる
  • 読みながら声に出す(音読)
  • 分からないところを調べながらじっくり読む

リーディングの勉強はいきなり難しい長文を読もうとせずに、自分のレベルでも楽に読める簡単な英文から始めます。簡単な英文をたくさん読むことで英語の文章を読むことに慣れてきたら、分からないところを調べながら読む精読へと進めましょう。

ただし、正しい発音が身に付いていないと、リーディング力はなかなか上がりません。口に出して読めない単語は、黙読であってもスムーズに読めないからです。

リーディングの勉強の前に発音とリスニングもあらかじめ勉強しておくと、リーディングがスムーズに進むので試してみてください。

ライティングの勉強方法

ライティングの勉強方法
  • 英語で日記を書く
  • エッセイや小説などの文章を書き写す
  • 教科書の例文を書き写す

ライティングの勉強方法には、教科書の例文や好きな小説の文章を書き写すなどが一般的ですが、英語で日記を書くことは簡単に出来て毎日の習慣にできるためおすすめです。日記の内容は自分の生活に密接に関わるものになるため、日常生活で頻繁に使う言葉や表現を英語で表せるようになるのが、英語で日記を書くメリットと言われています。

普段日記を書く習慣がなく、3日坊主になってしまいそうという人には、InstagramやX(旧:Twitter)などSNSの利用もおすすめします。スマホがあれば思いついたときにすぐ記入でき、他のユーザーからコメントや反応が返ってきてモチベーションアップにもつながります。

リスニングの勉強方法

リスニングの勉強方法
  • 好きな歌手の曲を聴く
  • YouTubeの動画を見る
  • 映画やドラマを見る

英語の勉強の仕方がわからない人がリスニング力を上げたいと思うときには、楽しみながら英語を学べる方法をおすすめします。例えば、好きな洋楽を歌詞を見ながら聞いてみたり、映画やドラマを英語字幕で見たりすると、自然にリスニング力を向上させられます。

リスニングに慣れてきたら、字幕を付けずに英語の音声だけで映画やドラマを見てみましょう。何度も繰り返し見ることで、最初は聞き取れなかった単語も聞き取れるようになります。

スピーキングの勉強方法

スピーキングの勉強方法
  • シャドーイングをやる
  • スピーキングアプリを試す
  • オンライン英会話で講師と会話する

スピーキング練習は一人だとなかなか難しいです。間違った発音を覚えてそのまま進んでしまわないよう、自分の発音を録音して聞いたり、英語が話せる人に聞いてもらいフィードバックをもらったりするとよいでしょう。

スピーキングアプリは、AIが自分の発音を判定してくれるため正しい発音を身に付けられる上、自宅などで発音を試せるので人目を気にせずスピーキング練習に没頭できます。AIのスピーキングアプリでは物足りない人や、実際に英語話者と話してみたい人は自分のレベルに合わせて受講できるオンライン英会話がいいでしょう。

英語レベル別のおすすめの勉強法

英語レベル別のおすすめの勉強法

ここでは初心者から上級者まで、英語のレベル別おすすめの勉強法を紹介していきます。自分の今のレベルに合った勉強法を選択することで、より効率的に英語学習を身に付けられるでしょう。

【初心者編】英語レベルが初級の方

対象の人
  • 読む・聞くは短い文章ならば理解可能
  • 自分の思っていることを英語で話すのは難しい
  • 英語で文章を書くのに時間がかかる

英語レベルが初級(CEFRだとA1初学者~A2初心者レベル)の方は、相手がゆっくり話してくれれば簡単な会話ができるレベルとされています。海外旅行で買い物をしたりレストランで注文したり、ホテルでチェックインしたりする程度であれば、英語でのやり取りが可能なレベルが想定されています。

勉強方法
  • 英単語アプリや単語帳で語彙を増やす
  • ネイティブでなくても英会話ができる相手を見つける
  • 英語の字幕で映画やドラマを鑑賞する

英語初級レベルの人に重要なことは、とにかく語彙を増やしていくことです。語彙を増やすための勉強法には、英単語アプリや単語帳の他に、買い物のリストを英語で書いてみる、日記を英語で書くなどもあります。

また、英語初級レベルの人は、ネイティブでなくてもいいのでなるべく毎日英語を話せる相手を見つけることで、英会話の能力が飛躍的に向上することが期待できます。オンライン英会話などを利用して、英会話に対するハードルを取り払い、試行錯誤しながらも自分の気持ちを英語で相手に伝える作業を続けていくことで、英語力がグンと上がるでしょう。

【中級編】ある程度読み書きができる・慣れている方

対象の人
  • 基礎レベルの英語は身に付いている
  • 英語で日常会話や遊び、仕事中の英会話も可能
  • 分野外のビジネスや英語圏の大学で学ぶには十分でない

英語レベルが中級の人(CEFRだとB1中級者~B2準上級者レベル)は、英語話者の友人と見たい映画について話したり約束して映画を見に行ったりできます。日常的に英会話をするのにまったく問題はないですが、自分の専門外のビジネスの場面では、細かいニュアンスに気付けないこともあるでしょう。

勉強方法
  • 新聞やニュースは英語で見聞きする
  • ポッドキャストやオーディオブックを活用する
  • 英語で模擬面接の練習や自己PRをプレゼンしてみる

英語レベル中級の人は、新聞やニュースを英語に切り替えて、分からない言葉があれば調べながら読んでみましょう。そして、話題になっていることに対して自分なりの意見や考えを英語で話す機会を作りましょう。

中級者のリスニングの練習には、ポッドキャストやオーディオブックがおすすめです。特に自分の仕事に関することや興味のある分野だと、より理解が進むでしょう。

【上級編】より英語をマスターしたい方

対象の人
  • すでに流ちょうに英語を話せる
  • 英語を使ってビジネスの交渉や取引を行える

すでに英語が流暢に話せる上級者でも、英語の学習を継続的に行い新しいことを学んだり今の英語力を維持したりするための努力は欠かせません。

勉強方法
  • インドやオーストラリアなども含め英語の様々なアクセントを学ぶ
  • ネイティブの人たちが使う表現を学ぶ

さらに英語のレベルを上げるために、英語話者の友人や同僚と一緒に過ごす時間を増やしましょう。ユーモアや怒りの表現などネイティブが使う感情表現を自由自在に使えるようになれば、英語力の幅がさらに広がります。

【まとめ】英語学習を続けて英語をマスターしよう

【まとめ】英語学習を続けて英語をマスターしよう

本記事では、英語の勉強の仕方がわからない人に向けて、英語学習法を解説しました。英語の学習には終わりがありません。たとえ中級者・上級者になっても日々の努力が必要です。

これから英語を始めるという人は、毎日の積み重ねが必ず将来の英語力につながるので、焦らずに英語の学習を進めていきましょう。

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