子供の英語学習は何から始めればいい?年齢別のおすすめ学習法から注意点まで全て解説

子供 英語 何から

子供の英語教育は何から始めたらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、今の親世代が子供の頃には子供のころから英語に触れる必要性が現代ほど浸透していませんでした。

この記事では、子供の英語教育を何から始めるべきかなどをメインに、子供の英語教育の注意点やおすすめの学習方法をご紹介します。

この記事をまとめると
  • 子供が英語に慣れ親しむ学習法から取り入れるのがおすすめ
  • 子供の成長に合わせた英語学習で目標を決めていこう
  • 英語レベルを把握した上で英検取得を目指した勉強法で学習しよう
目次

これまでの英語学習と今の英語学習の違い

これまでの英語学習と今の英語学習の違い

これまでの英語学習は、「読む」「書く」が中心となっていました。今の英語学習は、「話す(やり取り)」「話す(発表)」「聞く」「読む」「書く」の4技能5領域をバランスよく習得していくことを目標としています。

小学校3~4年生では、外国語活動が始ます。英語の音や発音などに触れる体験型学習を重視しており、成績がつくことはありません。

小学校5~6年生では、英語が教科として追加され、成績がつきます。英単語や英文法などを学び、基礎的な英語のコミュニケーション力を身に付けていきます。

なぜ子供の英語学習が必要なの?

なぜ子供の英語学習が必要なの?

子供にさせたい習い事の上位にいつもあるのは「英語・英会話」です。なぜここまで子供に英語を習わせたい人が多いのでしょうか。

子供に英語をさせたい理由として、自分自身が今仕事で英語を使う機会が増えていることがあげられます。大人になってから英語学習を始めてもなかなか英語に馴染めない苦労を感じて、幼い内から英語に触れることの効果を感じている人も多い様です。

英語力で年収に差ができる

子供に英語を習わせたいと思う親の実体験として、会社で突然英語が必要になった、TOEICの点数を提出しなければいけなくなった等、仕事上で英語力のニーズの高まりを感じたことが大きいです。

実際、英語で観光客とやりとり出来る店員もニーズが増え、同じ仕事をこなしていても給与に差が生じることがわかっています。海外派遣や海外から来たクライアントへの対応など、必要に応じて動ける人材は会社にとって貴重な人材になりうるでしょう。

将来の可能性が狭まる

将来の可能性が狭まる

会社員や店員に留まらず、スポーツ選手や演奏家、芸術家など多くの仕事で英語のニーズが高まっているのは周知の事実でしょう。実際、せっかく海外に出るチャンスと実力を兼ね備えていても言葉の壁を越えられず思う様に実力を発揮できなかった、というスポーツ選手もいるくらいです。

子供たちの仕事も今後多種多様になってきます。フリーランスでも、日本国内だけではなく海外から発注を受ける時代です。

子供たちが活躍の場を広げて、自分の実力を十分に発揮できる環境を整える意味でも、語学は大いに役立つと言えるでしょう。

学校の英語だけでは身に付かない!

2011年から小学校でも外国語活動が始まり、2020年には高学年で英語が教科化されました。早いところでは小学1年生から英語を取り入れている学校もあります。

「学校で英語があるから特に対策を立てる必要はない」と思うおうちの方も気持ちも理解出来ますが、残念ながら小学校での英語学習だけでは英語力をつけるのに十分でありません。報道される様な学校ではALT(外国語指導助手)がしっかり関わって本格的な英語指導がされている様に見えますが、それは一握りの小学校です。

大人数を同時に指導するということで、一人一人が英語力を上げる程の内容ではありません。小学校の英語教育は、あくまでも「英語に興味を持つ」ための活動と捉えるべきでしょう。

後から後悔しても遅い

英語は言葉です。日本語と同じように日々できるだけ多く触れていれば、自ずと力がつくものなのです。

幼い頃から英語に楽しく触れることで英語への抵抗はなくなり、むしろ英語は楽しいと思っているので、英語学習にもすぐに馴染むことが出来る。当然のことですが、そのベースがない子どもたちも一定数います。

周りを見渡せば、英語が得意、英語が好き、という友達がたくさんいて、特に理由もないのに自分は英語が苦手だと小学生の段階で思い込んでしまう子どもたちが多いのも事実です。一度ついた苦手意識を払拭するのは難しいので、中高生になって「もっと英語を楽しんでいれば良かった」と後悔することもよくある話です。

子供の英語学習を始める前の準備

子供の英語学習を始める前の準備

英語教育と一口に言っても、英語教室や塾に通ったり、自宅で教材を使ってマイペースに学んだり、オンライン英会話を使ったりなど、方法はたくさんあります。

お子さんにとって、またご家庭のライフスタイルにはどんな学び方が一番合うのか、さまざまな例を見ながら考えてみましょう。

無理のない目標を立てる

英語が大切だからただ闇雲に英語に触れさせれば良い、という考えで英語に触れさせていると、方法に迷ってしまいます。明確な目標を定めることで、それに向かうための方法を探しやすくなるでしょう。

子どもの英語学習においては、「小さな成功体験を積む」ことを目標に設定すると、無理なく楽しみながら、子供のメンタルやマインドも良い方向に導くことができます。どんな学習も成功体験から生まれる自信、達成感、安心感が大切なのです。

例えば最初は毎朝の挨拶を英語で言えるようになる、など小さなステップをいくつも設定してみましょう。大人も子供も小さなハードルを越えていくことで、ストレスなく学びを積むことが出来るでしょう。

学習する日や時間をあらかじめ決める

日常の中に英語時間を作る効果的な方法として、ルーティーンに組み込むのが親子共に楽です。朝少し早起きをして朝食前に英語の動画を観る、また寝る前のゆっくりとした時間に英語の絵本を読む、など時間を決めて歯磨きの様に毎日必ずすること、と決めてしまうのです。

最初は大変に感じるかも知れませんが、それが習慣化すると子供が自分でそれを始める様になります。小学生以上ではゲームをする前には英語の時間、など遊びの習慣にも関連づけることで、英語時間が当たり前の一日のリズムを作りやすいでしょう。

中長期的な目標として英検を目指す

日々英語に触れることでリスニング能力は上がって、英語絵本に触れていると文字にも慣れ親しんでリーディング能力も上がります。ある程度英語時間のある生活に慣れて英語のインプットが増えてきた辺りで、英検を意識してみるのも良いでしょう。

幼児でしたらリスニング中心でグレードが上がると少し文字を読む内容も入ってくるので児童英検で練習してみるのも良いでしょう。また小学生になってテストや文字に慣れたら、5級は最初のテストとしては入りやすい内容なので、ゲーム感覚で過去問を一緒にしてみて、6割程正解が出せていれば目指せる範囲です。

英検のウェブサイトには過去3回の過去問が常時上がっていますので、活用してみましょう。

【何から始めるべき?】小学生向けの英語学習の始め方

【何から始めるべき?】小学生向けの英語学習の始め方

英語学習は、継続的に続けていくことが大事です。短期間で英単語を覚えたとしても、すぐに忘れてしまうためです。

小学生の子供には、まず英語に興味を示すようにすることから始めましょう。飽きない学習方法だと、子供も自発的に取り組みます。

小学生向けの英語学習の始め方
  • 【前提】英語に慣れ親しんで、抵抗を無くす
  • YouTubeで英語アニメや英語チャンネルを見る
  • NHKの英語教育番組を活用する
  • 好きな映画を英語で観てみる
  • オンライン英会話で楽しみながら英語を吸収する

【前提】英語に慣れ親しんで、抵抗を無くす

最初は、英語に慣れ親しむところから始めていきます。小学生のうちから、英語に接する機会を増やしておくことで、抵抗感は無くなります。

ただし、簡単な英語から始めるようにしましょう。難しい英語をいきなり教えると、英語が嫌いになり、英語学習に対して拒否反応を起こすようになります。

1番大事なのは、親御さんも子供と寄り添いながら、一緒に英語を学ぶことです。親が頑張って学習している姿は、子供のモチベーションにも繋がるので、英語に慣れ親しみやすくなります。

YouTubeで英語アニメや英語チャンネルを見る

YouTubeには、小学生向けのディズニーアニメや英語の歌など、英語学習に役立つ動画がたくさんあります。海外のアニメも含めて、楽しめる作品ばかりです。

「英語に触れるのが初めて」というお子さんでも楽しめるので、子供も英語に興味を持つようになるでしょう。低学年向けであればあるほど、表現も簡単です。

話す英語のスピードもゆっくりで、発音もしっかりとしています。子供が喜ぶ、英語アニメや英語チャンネルを見つけて、一緒に視聴してみましょう。

NHKの英語教育番組を活用する

NHKの英語教育番組は、6歳までの幼児向けや小学校低学年・高学年向けの番組もあります。映像を見たり、音楽を聴いたりするなど、気軽に見れるよう工夫されています。

子供の年齢やレベルに合った、英語教育番組を活用すると、英語力も身に付きやすいです。NHKの英語教育番組は、いくつかあるので、各番組の対象年齢や概要欄の説明を見て選びましょう。

放送時間も15分前後と短めのものが多く、テレビ放送以外でも、ネット配信や無料アプリを活用して見ることが可能です。

好きな映画を英語で観てみる

小学生の子供が英語を勉強しだす理由の一つとして挙げられるのが、好きな映画を英語で観ることです。英語で観ても意味が分からないので、為にならないと感じる方もいるでしょう。

しかし、英語の意味を調べながら観るのは、子供にとっては辛い時間になるのでNGです。ストーリーを楽しみながら、映画を観ることで、英語を好きになるきっかけにもなります。

何度も英語で映画鑑賞することで、少しずつ言葉を覚えることもあります。親に上達した姿を見せることで、英語学習にやる気を出す子供もいます。

オンライン英会話で楽しみながら英語を吸収する

オンライン英会話は、主に「話す力」と「聞く力」が身に付きます。講師と共にレッスンをするので、英語の発音の仕方を覚えていくのにも効果的です。

歌や絵、アプリを使うなどして、学習法も工夫されているので、楽しみながら英語を習得できます。学習時間は、10分~25分程度なので、子供も難なく学習していけるでしょう。

英語を吸収していく中で、集中力が続かない子もいます。その場合は、10分だけのコースにし、集中力を保てるようにしてみましょう。

【5〜6歳(入学前〜小1)】おすすめの英語学習

【5〜6歳(入学前〜小1)】おすすめの英語学習

5~6歳の子供は、日本語を上手に話せるようになっていく時期です。色んな言葉を覚えていきます。

英語も日常的に学習することで、英単語を吸収していきます。英語に接する機会を増やしていきましょう。

おすすめの英語学習:英語でアニメや映画を観て英語に慣れる

小さいうちから英語に慣れると、「英語耳が育つ」と言われています。5~6歳のうちに、英語に触れておくと、英語耳が養われやすいのです。

英語耳とは、日本語とは違う、英語の発音やイントネーションなどを正確に聞き取る力のことを指します。単に英語を聞かせるだけだと、音声ではなく音として感じ取るので、効果を期待できません。

耳だけでなく、観て覚えることが重要です。英語のアニメや映画などの視覚的なものと合わせて、英語に慣れさせましょう。

5〜6歳の英語学習の目標

5~6歳の間は、英語耳を鍛えます。日本では、あまり英語に触れることはないので、子供が好きなアニメや映画などを繰り返し見せることが大切です。

子供が英語を好きになるためには、親子で一緒に楽しむことです。子供も喜ぶので、無理なく英語学習を進めていくことができます。

英語に耳が慣れていくと、どんどん言葉を吸収していきます。頭の中で覚えた単語を口に出すこともあるので、一緒に覚えていきましょう。

【7〜8歳(小2〜小3)】おすすめの英語学習

【7〜8歳(小2〜小3)】おすすめの英語学習

7~8歳になると、日本語の言葉の意味はしっかりと理解できているでしょう。英語と日本語の区別もできるようになっています。

そのため、英語の意味を意識しながら、英語学習に取り組むようになるでしょう。自然と学習できる環境を作ることをおすすめします。

おすすめの英語学習:英単語をアプリやゲームで覚える

英語を本格的に学ばせるのに最適なのは、7~8歳頃と言われています。学校で授業を受けてきたので、学習能力や集中力も身に付いています。

ただ、楽しさを感じなければ、自宅で学習することはないでしょう。7~8歳の子供は、アプリやゲームに熱中しやすい年頃です。

遊び感覚で英単語を覚えると、英語への興味関心を高めやすくなります。学校での英語の授業が始まった時も、楽しいと感じるようになるのです。

7〜8歳の英語学習の目標

小学生で勉強する英単語は、600~700語くらいあると言われています。英単語を習いだすのは、小学5年生からなので、まだ時間はあります。

英語の授業が開始する前に、基礎的な英単語を中心に、たくさん覚えるようにしていきましょう。子供は、難しいと感じると学習意欲が低下します。

早めに英単語を覚えておくことで、英語の授業が始まっても頭に入りやすいので、苦を感じることなく学習していけます。英語学習そのものを好きになってくれるのです。

【9〜10歳(小4〜小5)】おすすめの英語学習

【9〜10歳(小4〜小5)】おすすめの英語学習

小学校低学年までは、遊び感覚で英語を自然と習得していけます。英語は勉強という概念もありません。

高学年になると、英語は勉強という意識に変わるので、遊び感覚で学習するという考えがなくなります。英語を聞くだけでは、頭に入らなくなるのです。

おすすめの英語学習:オンライン英会話で英語を使う訓練をする

9~10歳の子供は、理論的に物事を考えるようになります。英語を聞いて真似をする年齢ではなく、自分の言葉で表現する年代です。

自分の言葉で英語を使いこなせないと、楽しくなくなるので、学習意欲が低下します。英語の意味を理解し、英語を聞いたり話したりすることが必要です。

学校の授業では、他教科の勉強も難しくなるので、英語から遠ざかることもあります。英語学習で大事なのは、日々の積み重ねなので、オンライン英会話で英語の時間を確保しておきましょう。

9〜10歳の英語学習の目標

英語は、毎日続けていなければ、今まで覚えた英単語などを忘れてしまいます。他教科の勉強も忙しくなる中で、英語に触れる時間をいかに作れるかが重要です。

9~10歳の子供は、自分の言葉で英語を話せないと、英語離れしやすいので、英語を使う訓練をしましょう。文字の文脈に必要な英単語を覚えたら、英語を話せるようになっていきます。

オンライン英会話は、講師と共に実践的なトレーニングを行えるので、子供のやる気を引き出せます。英語の復習や予習をすることで、更に英語力が身につくでしょう。

【11〜12歳(小6〜)】おすすめの英語学習

【11〜12歳(小6〜)】おすすめの英語学習

中学校に上がると、英語が重要な教科になります。中学校の英語の授業についていけるように、準備しておきましょう

小学6年生からは、中学で必須な単語や英文法を習得していきます。リスニング力とスピーキング力も身に付けておくと非常に有利です。

おすすめの英語学習:英検準2級取得を目指した学習

小学6年生からの英語学習は、言語能力が高まっている時期なので、より深い知識を得られます。人によっては高校生や大学生レベルの英語習得を目指すのも可能なくらいです。

英語力向上に向けて進めていくには、目標設定が必須です。目標がなければ、子供も何からすべきかが見えてこないからです。

英検は、11~12歳の子供に適してる検定試験と言えるでしょう。英語が得意な子には英検準2級取得を目指した学習をすると、具体的な目標を設定しやすくなります。

11〜12歳の英語学習の目標

11~12歳の子供の英語教育は、目標を定めるところから始めていきましょう。簡単にできる目標は、達成した後にするべきことがなくなるので避けます。

英検準2級取得を目指した学習は、目標設定がしやすいのでおすすめです。英語力が身につく事に、英検準2級に向けて、次は何をすべきかが分かるからです。

また、定期的な自己評価や学習計画を経てることで、学習能力を高めていけます。中学生になっても、難なく英語の授業に取り組むことができるでしょう。

英検の学習は何歳からするべき?

英検の学習は何歳からするべき?

英検の学習は、子供の英語レベルを見てから判断するのが適切です。各家庭によって、英語環境や英語の習得状況が異なるからです。

英検5級と4級は、英作文などないのでライティングスキルは不要です。英語の基礎を読むようになったら、目指してみてください。

小さい頃から英語学習に取り組み、習熟度が高い子供は、早いうちから英検の学習を始めることも可能です。子供の学習能力を見て、何歳から英検学習をするかを見極めていくことが大切です。

小学生の英検の勉強方法とは?

小学生の英検の勉強方法とは?

英語学習を継続的に行うことが大切なので、子供が楽しめる方法で英検の勉強を始めていきます。まず、基礎となる英単語から覚えていき、より多くの単語を習得していきましょう。

英検の級別の参考書などを利用すると、子供の英語の実力をチェックできます。英単語を覚えてきたら、子供のレベルに見合った、級の文法項目を押さえるようにします。

ネイティブの発音を聞き慣れておく必要もあるので、リスニング力も身に付けていきましょう。受験する級の過去問を解き、出題形式を知っておくことも必須です。

自宅学習で小学生の我が子をバイリンガルにすることはできる?

自宅学習で小学生の我が子をバイリンガルにすることはできる?

子供が英語を話せるようになると、海外でも生活していける力を身に付けられます。社会に出た時に、英語を必要とする企業に就職することも可能です。

バイリンガルになったら、選択技が増えるので、子供の将来も有益です。自宅学習で、英語力を伸ばす方法もチェックしてみましょう。

バイリンガルの定義とは?

バイリンガルと聞くと、2言語を話せる人をイメージします。バイリンガルを英語に訳すと、「bilingual(2カ国語を自由に話す)」という意味なので、間違ってはないでしょう。

結論を言うと、バイリンガルの定義は決められていません。言語レベルは、人によるので、それぞれの主観で基準を判断しています。

英会話ができることを指す人もいれば、ネイティブレベルを指す人もいるということです。ちなみに、ビジネスにおけるバイリンガルは、ビジネスレベルで2言語を流暢に話すことを求められます。

自宅学習でもバイリンガルにすることは可能

日々英語に触れる環境づくりをすることで、子供をバイリンガルにするのは可能です。小学生の子供は、勉強に慣れていくので、興味があることをどんどん吸収していきます。

英語環境を作るためにも、自宅には、英語の本や海外製品のお菓子など、子供が興味を示しそうなものを、あちこちに置いてみましょう。車で出かける時は、英語の歌などを聞かせるようにするのも大事です。

日本アニメが海外版で出てることも多いので、活用してみてください。また、英会話などを利用し、英語ネイティブの方と会話をする機会も作っておきましょう。

出来るだけお金をかけずに英語学習させる手段

英語学習させる手段
  • オンライン英会話
  • YouTubeで英語学習
  • アプリやゲームで英語を学ぶ
  • 自宅でできる英語教材

YouTubeは、完全無料で観れて、英語学習用のコンテンツも増えています。アプリやゲームも無料でできたり、有料でも費用があまりかからないので安心です。

オンライン英会話や英語教材は、通学が必要な英語塾よりも格安で受講できます。特にオンライン英会話は、講師と英語で会話したり質問することができるので、短期間で英語を習得しやすいです。

英語は、英単語や英文法の予習、復習を繰り返することで、身についてきます。アプリや英語教材などは、予習や復習に活用しやすいので便利です。

小学生におすすめのオンライン英会話サービス3選

小学生におすすめのオンライン英会話サービス3選

オンライン英会話は、講師と英会話しながら学習できるのが魅力的です。マンツーマンでレッスンできるので、子供に合った勉強法で取り組めやすいのもメリットの一つでしょう。

子供の英語学習をどう進めればよいかなど、アドバイスをもらうことも可能です。しっかりとした講師がいる、オンライン英会話だと、さらに安心できます。

小学生におすすめのオンライン英会話サービス3選
  • Kimini英会話
  • QQキッズ
  • クラウティEnglish

Kimini英会話

kimini英会話

Kimini英会話は、70年の歴史を持つ学研が運営しており、信頼度も高いです。英語初心者~上級者まで学ぶことができるので、子供の英語力に合わせた学習法で取り組めます。

英会話のレッスン終了時に、次回までの課題を出されるので、何を予習・復習すれば良いのかも把握できます。課題は、2、3分程度の動画を見て勉強する形式なので、無理なく取り組めます。

キャンペーン 【スタンタードプラン/スタンダードPlusプラン/ウィークデイプラン/ウィークデイPlusプラン】

無料体験レッスン:10日間可能

【回数制プラン】

無料体験:1レッスン可能

【幼児プラン】

無料体験:2レッスン可能

月額 【スタンダードプラン】

1日レッスン:月6,380円(税込)

【スタンダードPlusプラン】

1日レッスン:月7,480円(税込)

【ウィークデイプラン】

平日のみ1日レッスン:4,840円(税込)

【ウィークデイPlusプラン】

平日のみ1日レッスン:5,940円(税込)

【回数制プラン】

月2レッスン:1,210円(税込)

月4レッスン:2,420円(税込)

月8レッスン:4,840円(税込)

【幼児プラン】

月8レッスン:7,260円(税込)

1レッスンの時間 25分 (幼児プランのみ15分)
1レッスンあたりの料金 【スタンダードプラン】

1日レッスン:一回あたり213円

【スタンダードPlusプラン】

1日レッスン:一回あたり249円

【ウィークデイプラン】

平日のみ1日レッスン:一回あたり220円

【ウィークデイPlusプラン】

平日のみ1日レッスン:一回あたり270円(税込)

【回数制プラン】

月2レッスン:一回あたり605円

月4レッスン:一回あたり605円(税込)

月8レッスン:一回あたり605円

【幼児プラン】

月8レッスン:一回あたり908円

講師の国籍 フィリピン人講師
対象年齢 年齢制限なし

QQキッズ

QQキッズ

QQキッズの講師は、全員が大卒で国家資格(TESOLやTEFLなど)を取得した正社員なので質が高いです。子供への英語学習の進め方や指導法をトレーニングしているので、子供に分かりやすく説明してくれます。

QQキッズのレッスンは、リスニングとスピーキングの訓練の他にリーディング学習もたっぷり含まれているので、英会話だけでなく、文字を読む力が身につきます。予習・復習ができる教材もあり、クイズ形式になっているので、ゲーム感覚で楽しみながら進めていけます。

キャンペーン 無料体験:2レッスン可能
月額 月4回コース(200point):2,980円(税込)

月8回コース(400point):4,980円(税込)

月16回コース(800point):7,980円(税込)

月30回(1500point)コース:10,980円(税込)

1レッスンの時間 20分または50分
1レッスンあたりの料金 月4回コース(200point):一回あたり745円

月8回コース(400point):一回あたり623円

月16回コース(800point):一回あたり499円

月30回(1500point)コース:一回あたり366円

講師の国籍 フィリピン人講師
対象年齢 3~12歳

クラウティEnglish

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クラウティEnglishが使用している教材は、学研が提供しているので、質が非常に高いです。また、講師達は厳しい採用基準をクリアしており、高品質のレッスンを受講できます。

子供が苦手でできない英語を出来るまで向き合い、子供ができたことを最大評価されるので、英語学習に自信をつけていくこともできるでしょう。3~18歳までを対象年齢としているだけに、小学生で学ぶ英語の他にも、年齢別の受験対策や日常英会話、ビジネス英会話など学べてレッスン内容も豊富です。

キャンペーン 無料体験:8日間可能
月額 【スタンダード・DAYS】

2回コース:4,950円(税込)

【プレミアム・DAYS】

4回コース:8,800円(税込)

【スタンダード】

2回コース:7,150円(税込)

【プレミアム】

4回コース:10,780円(税込)

1レッスンの時間 10分
1レッスンあたりの料金 【スタンダード・DAYS】

2回コース:一回あたり2,475円

【プレミアム・DAYS】

4回コース:一回あたり2,200円

【スタンダード】

2回コース:一回あたり3,575円

【プレミアム】

4回コース:一回あたり2,695円

講師の国籍 フィリピン人講師
対象年齢 3~18歳

小学生におすすめの英語教材3選

小学生におすすめの英語教材3選

英語教材は、子供が喜ぶキャラクターが登場するものばかりです。子供も見入りながら学習するので、絵と単語を照らし合わせながら習得していけます。

子供の英語レベルが上がれば、英検を目指した勉強ができる英語教材もあります。まずは、子供の英語力に合わせた、英語教材から選びましょう。

小学生におすすめの英語教材3選
  • スマイルゼミ 英語プレミアム
  • 進研ゼミ 小学講座
  • ポピーkids English

スマイルゼミ 英語プレミアム

スマイルゼミ 英語プレミアム

スマイルゼミの英語プレミアムは、HOP、STEP、英検コースと3種類あります。HOPは、小学1~2年生向けで、STEPは、小学3~6年向けです。

HOPは、絵本や歌などを聞き、英語ネイティブの発音に慣れていくトーレングができます。STEPは、英検を視野に入れた学習法で取り組むことができます。

HOPとSTEPを習得したら、英検を目指すことも可能です。英検コースでは、英検問題を解きますが、全てにフリガナがつけてあるので、読めない漢字に戸惑うことなく進めていけます。

体験 約2週間無料お試し
月額 748円(税込)~
使用機器 専用タブレット
入会金 0円
学習科目
  • 英語ネイティブの発音
  • フォニックス学習
  • 単語学習
  • 英検学習
対象年齢 小学1年~小学6年

進研ゼミ 小学講座

進研ゼミ 小学講座

進研ゼミ 小学講座は、学年別の英語教材を使って学習していきます。子供の英語力に合わせた訓練も行えるので、苦手分野を重点的に勉強することも可能です。

英語学習の中でも、特に難しいと言われているのが話す力です。英語らしい発音やイントネーションは、実践的に取り組む必要があります。

進研ゼミ 小学講座は、AIと楽しく英会話ができる機能があるので、聞くだけでなく話すトレーニングにも役立てます。正しい発音を覚えながら、英単語を書くと、スペルも自然と頭に入りやすくなるので効果的です。

体験 無料体験教材と資料を送付
月額 4,020円(税込)~
使用機器 パソコン/タブレット/専用タブレット
入会金 0円
学習科目
  • 「読む・書く・話す・聞く」の英語4技能レッスン
  • 英検対策
対象年齢 小学1年~小学6年

ポピーkids English

ポピーkids English

幼児~小学3年生までの子供が対象なので、絵本やカードゲームなどを使って遊び感覚で、英語の基礎を学んでいきます。音声ペンを使った学習法なので、英語の発音にも慣れていけるでしょう。

音声ペンをタッチすると、何度もタッチしたくなるので、必然的に何度も繰り返し英語の発音を聞く事になります。他社の英語教材は、アルファベットが大文字だけのところもあります。

ポピーkids Englishの英語教材は、小文字もあるので両方を習得できて安心です。英単語は身近なテーマや日常会話を題材にしているので、子供も興味を示しながら覚えていけるでしょう。

体験 なし(パフレット資料送付のみ)
月額 1,680円(税込)
使用機器 なし
入会金 0円
学習科目
  • 英語の基礎
  • アルファベットの大文字と小文字
  • 英単語のリスニング
対象年齢 幼児~小学3年

小学生におすすめの英語学習アプリ3選

小学生におすすめの英語学習アプリ3選

小学生に英語を学習させるには、楽しく学べる環境が必要です。子供によっては、問題を解くのが好きな子やゲーム感覚で遊びた子などいると思います。

子供の性格や英語レベルに合わせた、英語学習アプリを見つけましょう。気に入れば、子供も率先して取り組みます。

小学生におすすめの英語学習アプリ3選
  • スタディサプリ小学講座
  • 英語物語
  • 親子de英会話

スタディサプリ小学講座

スタディサプリ小学講座

小学レベルの英語力がついた子供に、中学レベルからの英語を学ばせることができます。元々、スタディサプリ小学講座は、「算数・国語・理科・社会」の4科目のみで、英語学習アプリを用意していません。

中学講座や高校講座の英語を受けれるようになっているので、次のステップとして中学レベルの英語を習得していきましょう。プロの講師による授業動画が見放題なので、説明を聞きながら学習できます。

英語の発音を聞けるコンテンツもあるので、リスニング力も身に付きます。英単語などの問題を解いて、自分の英語レベルがどのくらい上がったかを確認することも可能です。

無料コンテンツ 単語1(問題)/Scene単語(問題)/第1講 助動詞/Chapter1 肯定文と否定文など
月額 2,800(税込)
ゲーム性 なし
学べるコンテンツ アルファベット等/英語のしくみ/単語/文法など
対応OS
  • iPhone:iOS 15.0以降
  • iPad:iPadOS 15.0以降
  • ipod touch:iOS15.0以降
対象年齢 小学生~

英語物語

英語物語

子供から大人まで楽しめる、ゲームやストーリーが収録されているので、遊び感覚で学習できます。英語ゲームは、RPG仕様の本格的なソーシャルゲームでバトルするので、子供も飽きずに続けていけるでしょう。

英語物語の有料版は、ゲームでの課金が主なので、無料版のみで十分です。また、子供が復習したくなるような、復習ボーナスがあるので、しっかりと習得していけます。

英検問題も充実していて、5000語以上の単語と5万を超える英語問題があるので、英語力を鍛えられるでしょう。リスニングでは、アメリカ、イギリス、オーストラリアと3ヵ国それぞれの発音の仕方を学べます。

無料コンテンツ クイズ形式/復習ボーナス/会話形式のストーリー
月額 プラス:1,000円(税込)

スタンダード:1,900円(税込)

プレミアム:4,900円(税込)

ゲーム性 あり
学べるコンテンツ 英単語/会話/フレーズ
対応OS
  • iPhone:iOS 10.0以降
  • iPad:iPadOS 10.0以降
  • iPod touch:iOS 10.0以降
  • Mac:macOS 11.0以降とApple M1以降のチップを搭載したMacが必要
対象年齢 小学生~

親子de英会話

親子de英会話

英語初心者の子供に、何から英語教育をしたら良いのか、という親御さんの悩みを解決してくれます。英語が苦手なパパやママにも覚えやすい、英語のフレーズが満載なので、親子で一緒に学習しましょう。

また、日常でよく使うフレーズを、20種類のシーンに細かくカテゴリ分けされています。シーンは、ご飯、お見送り、手洗い、天気などあるので、実際に行動した時に英語で会話をしてみましょう。

英語の音声は、NHKの英語ニュースを担当していた人なので、とても聞き取りやすいです。会話の一つ一つにワンポイントアドバイスがあるので、発音の仕方のコツを掴んでいけます。

無料コンテンツ 日常会話(3カテゴリ37フレーズ)
月額 0円(コンテンツ内課金)
ゲーム性 あり
学べるコンテンツ リスニング/スピーキング/発音/単語
対応OS
  • iPhone:iOS 7.0以降
  • iPod touch:7.0以降
  • Mac:macOS 11.0以降とApple M1以降のチップを搭載したMacが必要
対象年齢 4歳~

小学生の英語学習で注意したいこと

小学生の英語学習で注意したいこと

小学生の子供に英語学習を強制すると、英語の勉強が苦痛になるので、逆効果です。英語学習の時間を決めるのも、勉強しているという意識になり、英語嫌いになりやすいので避けてください。

子供が率先して覚えたがらない、単語なども無理に教えないようにしましょう。子供の様子を見て、英語学習が退屈そうなら、学習の仕方を変えるなど工夫していくようにしましょう。

子供の英語学習は、効果よりも興味を持って楽しんでいるかが重要です。子供が喜びそうな、英語学習を見つけて、自然と英語に触れるようにしていきます。

子供の英語教育に関する疑問に回答

子供の英語教育に関する疑問に回答

今の社会で子供たちに英語教育が必要なことはよくわかったと思います。実際に小学校で英語学習が始まったこともその証明でしょう。

とはいえ、実際子供たちが学校でどのように英語に触れているかは、見えない部分もたくさんあり家庭でどんなサポートが必要かもわかりにくいものです。ご質問の多い小学校での英語教育について、一緒に見てみましょう。

小3からの英語学習は何から始めるべき?

2020年度の英語教育改革で、小学3年生から小学校での外国語活動(主に英語)が本格的に始まりました。週に1コマ程度の授業で、3年生、4年生の外国語活動の主な目的は「言語に慣れ親しむ」ことです。

それが5年生になると英語という教科が始まります。週に2コマ程度で、その中で「読む・聞く・書く・話す」の四技能を意識した中学準備の授業が行われます。

3年生の内に出来ることは、まずは苦手意識を持たせないことです。楽しく英語に触れる工夫を通して、英語は楽しいもの、自分にも出来るかも、という気持ちを持たせることが大切です。

小学生での英語教育にデメリットはある?

3年生、4年生の外国語活動では英語力をつけさせることが目的ではなく「関心を持つ」ことが軸になっています。

小学校で英語教育が始まったから英語ができる様になる、というのは難しいことで、小学校で得た興味をどんな風に膨らませていくか、は家庭の課題になるでしょう。またデメリットとしては、学校で先生の言っていることを理解出来なかった場合に、多くの子供が早期に英語に対する苦手意識を持ってしまうことです。

英語が苦手な子供が好きになる教材はある?

英語が苦手になった子供に英語への自信を取り戻させるのはとても大変です。しかし一度苦手意識から脱することができたらその先が安心なので、取り組んでみる価値は大いにあります。

英語は「楽しいもの」と感じさせるために、乗り物や動物、ダンスなどお子さんの好きなものに関連した海外の子供向けYouTubeを英語で観たり、英語のゲームにトライしてみましょう。本が好きな子供の場合は英語の多読、またタイピングやクイズなどアプリやホームページを通して楽しめる方法もあります。

アプローチとして大切なのは、間違いを見つけて指摘するのではなく、最初は出来たことへの賞賛を大切にすることです。

【まとめ】英語教育で何から始めればいいかわからない場合は、プロに相談を!

【まとめ】英語教育で何から始めればいいかわからない場合は、プロに相談を!

この記事では、子供の英語教育を何から始めていくべきかご紹介しました。いかがでしたか。

年齢別に適した英語教育はあるものの、すべての子どもに当てはまるわけではありません。成長の速度や習得具合によって柔軟に変えるべきです。

少しでも子供の英語教育に迷った際は、英語教育のプロに一度相談するのも手です。1人で悩まずに、情報共有や指導を受けながら子供の英語学習を進めていきましょう。

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