小学生の英語教育は、現在転換期を迎えています。2020年度から本格的に開始された「英語教育改革」では、急速に進むグローバル化に日本が追い付いていないとの懸念から、英語でのコミュニケーション能力を向上させることに重点が置かれています。
英語学習が低学年のうちから学校教育に取り入れられるようになり、小学生の英語教育はどのように進化しているのでしょうか。この記事では、現在の小学生の英語教育について詳しく解説していきます。
- 小学生からの英語教育は必要!幼い年齢から英語に慣れることが大切
- 2020年から小学校でも英語が必修化に!小学3・4年から学習が始まり、5・6年から教科となる
- 小学生で求められる英語レベルをまずは理解することが大事
- 自宅で簡単に取り組める英語学習がオンライン英会話
- 子供向けオンライン英会話の講師は幼児英語教育に精通しているため安心して受講できると好評
小学生の英語教育はそもそも必要?
英語の勉強はなるべく早いうちに始めるのが良いと言われています。というのも、子供は新しい物事の吸収が早いため、語学学習においても大人より効果が出やすいためです。
大人になるにつれてカタカナ英語に慣れてしまうと、正しい発音で矯正する難しさや間違えを恥じる感情を抱くようになり、英語学習がうまく進まないことがあります。出来るだけ早い時期から英語を学習することで、こうした英語に対する羞恥心も少なく、臆することなく英語を使っていけるようになるのです。
小学生の英語必修化での変化と学習内容
2022年度から全面実施となった「新学習指導要領」で、小学校の英語教育に大きな変化がありました。本章では小学生の英語教育にどのような変化があったのか、具体的な学習内容について説明していきます。
小学3・4年生:外国語活動(必修)
2020年度より小学3・4年生の英語の授業は、「外国語活動」として必修化され年間15単位から35単位に授業時間が増えました。授業内容は英語でのコミュニケーション能力の素地を養うことを念頭に、聞く・話す(やり取り・発表)ことに慣れていくことから始まります。
- 映像を見て世界の国々の挨拶を知ろう
- 友達と英語であいさつをしよう
- 友達に好きなものを伝えよう・友達の好きなものを知ろう
- アルファベットに親しもう
- リズムに合わせて発音(チャント)
- 英語の歌を歌ってみる
- 絵カードを使ってゲーム感覚で英語を学ぼう
これまでの「読む・書く」が中心だった英語の授業から早い段階で「聞く・話す」を主軸に持ってくることで、実践的な英語に早くから触れられ、英語に対する苦手意識や羞恥心を減らす効果も期待できます。
小学5・6年生:英語(教科化)
小学5・6年生はこれまでの年間50単位から70単位に授業時限数が増え、コミュニケーション能力の基礎を養いつつ「読むこと」と「書くこと」が段階的に取り入れられます。5・6年生からは英語の教科書も使用されますが、中学年・高学年を通して「コミュニケーション能力を養う」ことが最も重要であると位置づけられています。
- 映像を見て登場人物について分かったことを書いてみよう
- 友達の好きな食べ物やテレビ番組を尋ねて表にしよう
- 英語の物語を楽しもう
- 簡単な英語の文章を書いたり読んだりしてみる
高学年ではこれまでの音声だけの指導から文字を使った指導へと徐々に移行していきますが、「読み書き」に慣れて親しむことが目的で、「聞く話す」のほうが重視されるのは中学年と同じです。
英語必修化(教科化)の意図・目的
小学校3年生から英語を学ぶことは、これからのグローバル社会の共通語である英語を身に付け、世界で活躍できるような人材を育成する目的があります。また、早い段階から英語を学ぶことは国際社会に触れるきっかけとなり、海外での生活や文化への興味関心を引き出せます。
日本以外の国に思いをはせることで、自分たちとは考えも習慣も違う人々がいることを理解し、多様性を受け入れ柔軟な考えを持てるようになるでしょう。さらに、他の国を知ることにより、これまで以上に自分たちが住む日本という国を理解し見つめなおすきっかけになることも期待されています。
小学生に求める英語のレベルは?
2020年度からの「英語教育改革」によって、小学校でも英語の実践的な教育が早期から開始されることになりました。今までの学校英語教育とは、小学生に求める英語のレベルも変わってきているのでしょうか?
この項目では、現在の小学校で求められる英語のレベルを、技能別に解説していきます。
リスニング:ALTの先生が話している内容が理解できる
小学生の英語で一番重要なのがリスニングです。英語学習において、まずは聞くことができなければ正しい発音を学ぶこともできません。
ほとんどの小学校にはALTの先生が在籍していますので、子供たちはネイティブもしくはネイティブレベルの英語を生で聞く機会が用意されています。先生が話している内容を聞き取って理解できれば、あとは身振り手振りでもコミュニケーションを成立させることはできるのではないでしょうか。
リーディング:小学生のうちは英文が読めなくても大丈夫
小学生の英語教育においては、初見の文章を読むことはあまり重視されていません。小学生向けの英語技能テストなどもほとんどが問題文はリスニングで出題されますので、英語の文章を読めなくても受験できるようになっています。
小学生のレベルでは、教材に何が書いてあるのかを聞くことで大体の内容を理解し、文字で確認するということができていればよいでしょう。
スピーキング:「やり取り」と「発表」の2領域を学ぶ
小学生の英語のスピーキング授業では、日常的な会話の「やり取り」とみんなの前で事前に用意した内容を「発表」することの2つの領域に分けて学ぶことになっています。今の小学生には、英語での自己紹介や相手の好きなものについて尋ねたり、会話したりするだけでなく、スピーチ能力も求められていると分かります。
ライティング:アルファベットが大文字と小文字で書ける
小学生のライティングは、アルファベットの大文字と小文字を活字体で書けることができればOKとなっています。それに加えて簡単な英単語や文章を書き写すことも、できたほうがいいでしょう。
小学生の子供と取り組めるおすすめの英語学習法5選
この項目では、小学生の子供と取り組めるおすすめの英語学習法を5つご紹介します。おすすめの学習法の中から子供に合った方法を選んで、英語学習を進めてみてください。
【学習法①】オンライン英会話でネイティブと学ぶ
英会話教室に代わって人気を集めているのがオンライン英会話サービスです。オンライン英会話では、ネイティブやネイティブに近いレベルの外国籍の講師とマンツーマンで会話することで、英会話力のアップが期待できます。
オンライン英会話は料金の安さも魅力のひとつです。月数千円から始められるので、子供に合った英語学習が分からないという方は、まずオンライン英会話から始めてみてもいいかもしれません。
【学習法②】自宅でできる英語教材で楽しみながら学ぶ
小学生の英語学習法のひとつとして、自宅でできる英語教材も根強い人気があります。本人のレベルに合った教材であれば、4技能が満遍なく習得できるように作られています。
小学生の子供が飽きずに続けられるような工夫がされているものも多いので、楽しみながら学ぶことができます。
【学習法③】オフライン英会話に通う
オフラインの英会話教室が近くにあれば、通ってみるのもひとつの方法です。すでにお友達が通っていると、一緒にやりたいとやる気になることもあるのではないでしょうか。
オフライン英会話教室の良いところは、行けば必ず英語を勉強できる(しないといけない)ところです。自宅だとゲームなどの誘惑が多くて、なかなかはかどらないという小学生の子供には、オフライン英会話教室の方が向いていることもあります。
【学習法④】市販の英語ドリルなどで学ぶ
市販の英語ドリルで英語を学ばせることは、簡単ですぐに取り入れられる英語学習法です。どこの書店にも多種多様な英語のドリルが置かれていますので、内容を確認して子供が続けられそうなものを吟味できるのも市販ドリルのいいところです。
市販のドリルを使う場合は丸付けを親が行い、進捗状況をこまめにチェックしてあげるといいでしょう。
【学習法⑤】Youtube動画をみて学ぶ
5つの英語学習法の中で唯一無料でできてお手軽なのが、Youtube動画を見て学ぶ方法です。英語学習のための動画ももちろんためになりますが、小学生の子供であれば、英語のアニメを英語の音声のまま見ることや、海外のキッズがゲーム実況をしている動画などもおすすめです。
- Little Fox(リトルフォックス)
- Sesame Street(セサミストリート)
- Peppa Pig
子供が一番興味のあるジャンルを選んであげることで、勉強しているという感覚をあまり感じずに英語に親しみ、より関心を持つことができるようになりそうです。
小学生におすすめのオンライン英会話7選
ここでは、小学生でも受講できるおすすめオンライン英会話サービスを7つ紹介します。
QQキッズ
- フレンドリーで優しい外国人講師によるレッスン
- 入会金無料で月4回から始められるから続けやすい
- リアルな英会話から試験対策まで対応可能
QQキッズは300校以上の教育機関でも取り入れられており、実績のある子供専門オンライン英会話サービスです。QQキッズの講師陣は全員正社員で採用されていて、レベルの高い授業ができるようにトレーニングを重ねているため、英会話初心者から上級者まで受講が可能です。
また、英語が全く話せない子供でも、QQキッズのフレンドリーな講師が優しく教えてくれるので、安心ですね。QQキッズは月4回から始めることができ入会金も無料なので、お試し感覚で気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
QQキッズを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:5歳
評価: 5.0他のオンライン英会話ではあまり効果が感じられず、QQキッズを受講してみたところ本人もやる気になっていたので決めました。今まであまり英語に関心を示さなかった子供が、QQキッズの先生が優しく丁寧なおかげで楽しく授業を受けられています。
年齢:8歳
評価: 5.0うちの息子は全く英語を話せない状態でQQキッズを受講し始めました。始めてからまだ2か月ほどですが、始めのうちは先生とうまく話せず緊張していた息子も、今では先生の人柄がよいのでリラックスして楽しめています。
年齢:7歳
評価: 4.5コロナ前までは英会話教室に通っていたのですが、行けなくなってしまい英語から遠ざかっていました。オンラインならいつでも自宅でできるので、今回はQQキッズを試してみることにしました。今ではお気に入りの先生もできて、レッスン以外でも英語の歌などを聞いて楽しんでいます。
QQキッズの基本情報
対象年齢 | 就学前~小学生 |
---|---|
月額の費用 | 2,980円(月4回コース)~ |
1レッスンあたりの金額 | 366円(月30回コース)~ |
教材 | オンライン教材 |
講師の国籍(割合) | フィリピン |
無料体験 | あり(2回) |
Novakid
- 子供の指導経験豊富なネイティブまたはネイティブレベルの講師陣
- ミニゲームやコミックなど子供が遊びながら学べるカリキュラム
- 生徒のレベルに合わせてカリキュラムを調整してくれる
Novakidは多国籍の講師が在籍しているため、英語ネイティブからネイティブレベルの講師まで、子供の性格や予算などに合わせてお気に入りの講師を見つけることができます。すべてのレッスンが英語のみで行われますが、子供たちを飽きさせない工夫(ミニゲーム・バーチャルツアーなど)がされているため、子供の英語レベルに関わらず楽しく学ぶことができるでしょう。
Novakidの英語レッスンは約40分間の間に「予習」「マンツーマンレッスン」「復習を兼ねた学習ゲーム」の流れがあるため、理解度を確認しながら充実したレッスンを受けることができるようになっています。
Novakidを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:9歳
評価: 5.0始めに無料体験レッスンから参加しました。ゲーム感覚で受けられる授業なので25分間があっという間に感じているようでした。今はほぼ毎日レッスンを受講していて、英語も簡単な会話はスムーズにできるようになりました。
年齢:7歳
評価: 5.0子供がすっごく気に入っています!歌やゲームの授業が楽しいみたい。サイトの個人ページでアバターを作成したりするのも、ゲームみたいで楽しかったらしいです。本人がずっと続けたいと言っているので、このまま英語が好きになってくれたらいいなあ!
年齢:8歳
評価: 4.5学校の友達がオンライン英会話をやっていると聞いて、本人も興味を持ちました。体験ではゲームしながらネイティブの先生と楽しくやり取りができて、自信になったようです。最後にフィードバックももらえるので、とても勉強になりました。
Novakidの基本情報
対象年齢 | 4~12歳 |
---|---|
月額の費用 | 10,960円~ |
1レッスンあたりの金額 | 1,370円~ |
教材 | オンライン教材 |
講師の国籍(割合) | 南アフリカ・フィリピン・米国など |
無料体験 | あり |
学研 kimini英会話
- 学研が運営しているので実績と安心感◎
- ホスピタリティあふれるフィリピン人講師
- 日本語入りのテキストやイラストで分かりやすい授業
Kiminiオンライン英会話は、70年の実績を誇る学研が運営するオンライン英会話サービスです。Kiminiオンライン英会話は生徒の目標ごとに多彩な「コース」が用意されており、コースに応じた教材で授業を進めるため、効率的に目標を達成できます。
Kiminiオンライン英会話の授業は独自のシステムを利用して行われるため、講師と一緒にテキストを確認しチャットで会話するインタラクティブな授業が可能です。Kiminiオンライン英会話の小学生コースは、学研の英語テキストをベースにオンライン向けにアレンジされた内容で、新学習指導要領に対応しています。
学研 kimini英会話を実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:10歳
評価: 5.0初めてのオンラインレッスンでしたが先生がすごく優しく柔らかい雰囲気だったので、娘もあっという間に馴染むことができました。またぜひ同じ先生でレッスンを受けたいと思います。
年齢:7歳
評価: 5.0私がオンライン英会話をやっていたので、子供にも体験させたいと思いました。小学生になったのを機に始めましたが、先生がやさしく教えてくれてほとんど英語が分からない子供でも楽しく続けられそうな雰囲気でした。
年齢:9歳
評価: 4.5オンライン英会話はたくさんあるけど、どこがいいのか全く分からなくて、学研がやっているオンライン英会話があると知り、安心して始めることができました。やはり、カリキュラムなどがしっかりしている気がします!
学研 kimini英会話の基本情報
対象年齢 | 4歳~ |
---|---|
月額の費用 | 1,210円~ |
1レッスンあたりの金額 | 241円~ |
教材 | オンライン教材 |
講師の国籍(割合) | フィリピン |
無料体験 | あり |
アクティメソッド
- PCでライティングすることでタイピング能力を伸ばす
- 短時間に大量のインプットを行う独自の指導方法
- 子供一人ひとりの個性や進度に合わせた指導
アクティメソッドは大量のインプット(読み・書き)を行うことで、短期間で英語力を上げることができる独自の指導方法を取り入れています。アクティメソッドは全国に30の教室がありますが、近くに教室がないとの声を受けてオンライン校も開校しました。
アクティメソッドオンライン校でも実際の教室と同じ授業が受けられるので、近くに教室がない・送迎ができない親御さんに選ばれています。アクティメソッドでは、上位クラスに上がる際に英検の受験が必要なので、英検対策としてもおすすめです。
アクティメソッドを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:8歳
評価: 5.0近くにアクティメソッドの教室がなかったので、オンラインで始めることにしました。オンラインは日本人のバイリンガルの先生で、分かりやすく教えてくれて大変魅力的な先生でした。子供にも先生の熱意が伝わったようで、頑張って続けたいと言っています。
年齢:10歳
評価: 5.09歳から始めたので、ちょっと遅かったかもしれませんが、タイピングはかなり早くなりました。ゲームが好きなのでゲームのモードを英語にして遊んだりしてます。何より集中力が付いたことを感じます。それが一番のメリットでした。
年齢:8歳、6歳
評価: 4.5タイピングも英語もどちらも出来るようになってくれたらいいなぁと思っていたスキルだったので、アクティメソッドを見つけたときは「これだ!」と思いました。家でも英単語をタイピングソフトで練習したり、本人のやる気が出てきたことがとても嬉しいです。
アクティメソッドの基本情報
対象年齢 | 小学1年生~中学3年生 |
---|---|
月額の費用 | 13,200円~ |
1レッスンあたりの金額 | – |
教材 | オンライン教材 |
講師の国籍(割合) | 日本・外国 |
無料体験 | あり |
グローバルステップアカデミー
- インターナショナルスクールの授業が自宅でできる
- 40年以上の国際教育実績に基づいた質の高い教育内容
- 遊びと学びを融合した独創的なカリキュラム
グローバルステップアカデミーは、日本国内で複数運営されているインターナショナルスクールのオンライン英語レッスンです。長年の実績と経験をベースとしたカリキュラムを通じて、子供の英語力やコミュニケーション能力を伸ばせます。
グローバルステップアカデミーでは「英語で学ぶ」をコンセプトに、プログラミングやゲームなども授業に取り入れ、子供たちが興味のある分野を英語を使って学んぶことも可能です。
グローバルステップアカデミーを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:12歳
評価: 5.0おかげさまで第一志望校に合格できました。グローバルステップアカデミーの先生方に丁寧に根気良く教えていただいたことが、力になったと思います。ありがとうございました。
年齢:11歳
評価: 4.5全くの初心者で始めましたが、息子には合っていたようで楽しく続けてこられました。学校で始まった英語の授業でも、みんなが分からないところもすんなり理解できて、英語が得意科目になりました。
年齢:8歳、6歳
評価: 4.5先生方の指導が素晴らしく、子供たちも勉強しているという感覚がなく、遊びの延長に英語もあると言う感じで、自然に英語に親しんでいけました。二人分なので学費は大変でしたが・・・。
グローバルステップアカデミーの基本情報
対象年齢 | 4~15歳 |
---|---|
月額の費用 | 18,700円~ |
1レッスンあたりの金額 | 約1800円~ |
教材 | オンライン教材、ワークブック |
講師の国籍(割合) | 世界各国 |
無料体験 | あり |
ESL club
- 英検合格を目指した学習内容なので受験にも有利
- 日本語も英語も両方堪能なバイリンガル講師
- 一人一人の目標に合わせた授業内容
ESL clubは有名進学塾「明光義塾」グループが運営する英語スクールで、オンラインでも授業を受けることが可能です。英検をベースにしたカリキュラムで、英語を活かして推薦入試を受けたい人や留学を考えている人にも最適です。
ESL clubの講師は、英検1級・TOEFL95点レベル以上のバイリンガルですので、分からないところは日本語で丁寧に教えてくれます。ESL clubには帰国子女の講師も多いので、年の近い講師たちから海外生活の話などを聞くことも、子供たちの視野を広げることに役立ちます。
ESL clubを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:12歳
評価: 4.5人見知りなところがある子なので、先生が外国人の方じゃなくバイリンガルの日本人だったのがよかったようです。分からないところは日本語で優しく教えてもらえました。
年齢:8歳
評価: 5.0帰国子女なので、将来はまた海外で勉強したいと言っており、同じように帰国子女の先生が多いESL clubが一番合っているのではと選びました。気の合う先生との授業は本当に楽しそうに、友達と話すように英語で会話しています。
年齢:8歳
評価: 4.5英語は話せないし読めないしという状態で入会しましたが、英検を目標に頑張ってきて、4級に合格できました。次は英検3級に挑戦すると言っています。
ESL clubの基本情報
対象年齢 | 小学1年生 ~ 高校3年生 |
---|---|
月額の費用 | 52,800円 |
1レッスンあたりの金額 | 6,600円 |
教材 | オンライン教材など |
講師の国籍(割合) | 日本 |
無料体験 | あり |
リップルキッズパーク
- 子供向けにトレーニングを受けた講師陣なので安心
- 子供が飽きないように工夫されたレッスン内容
- 通常コースに加えてオリジナル教材を使用したコースもあり
リップルキッズパークは、オンライン英会話大手のレアジョブが運営する子供向けオンライン英会話サービスです。リップルキッズパークの講師陣は全員フィリピン出身で、子供向け講師としてのトレーニングを受けており、子供へのレッスンに慣れているため安心して受講できます。
英語を初めて勉強するので英会話よりも基礎から体系的に学びたいという人には、リップル英検コースというオリジナルの教材を使用して段階的に進めていくコースも選ぶことができます。リップルキッズパークは一人一人の要望に細かく対応してくれているので、目指すレベルへ効率的に学習を進めていくことができそうですね。
リップルキッズパークを実際に利用した親御さんの口コミ
年齢:6歳
評価: 5.0小学校入学に向けて英語をやっておきたくて、リップルキッズパークを選びました。授業の中で先生とゲームをすることが楽しみなようで、自分から「今日は英語の日?」と聞いてくるようになりました。
年齢:8歳、6歳
評価: 4.5子供が二人ともリップルキッズパークで英語を勉強しています。二人を英会話教室に通わせるのは大変だったので、オンラインに切り替えましたがうまく行っているようです。
年齢:11歳
評価: 4.5スポーツクラブに所属しているので、平日は練習で忙しい日が多いんです。英語は将来のために習わせたかったけど、これ以上送迎は無理だったのでオンライン英会話を選びました。時間の調整が細かくできるので助かっています。
リップルキッズパークの基本情報
対象年齢 | 3~18歳 |
---|---|
月額の費用 | 3,300円~ |
1レッスンあたりの金額 | 522円~ |
教材 | 市販の教材、オンライン教材 |
講師の国籍(割合) | フィリピン |
無料体験QQキッズ | あり |
小学生におすすめの無料で使える教材・テキスト2選
小学校での英語教育は「話す・聞く」スキルに特化した内容が中心なので、「読む・書く」技能が身に付くかどうか不安な親御さんには、無料でダウンロードできる教材やテキストを利用した自宅学習がおすすめです。
無料で使える教材とは言え、内容は大変充実していて保護者はもちろん学校の先生にも利用されています。予習復習や自宅学習に、無料で使える教材やテキストを利用してみましょう。
ちびむすドリル
ちびむすドリルは幼児から小中学生まで無料の知育・学習プリントがダウンロードできるサイトです。無料でダウンロードできるのにプリントのクオリティが高く、学校の先生も宿題などに利用していることでも知られています。
ちびむすドリルでは、アルファベットの練習や英単語のドリルの他にかるた・絵カード・なぞなどなど遊びながら英語が学べるような教材も用意されています。また、英語の罫線ノートも無料でダウンロードできるため、英語の勉強をしたいけれどノートの準備がないというときにも大変便利です。
すたぺんドリル
すたぺんドリルはプロの講師が作成する幼児から小中学生向けの無料学習プリントのサイトです。基本の五教科はもちろんのこと、音楽やプログラミングのプリントもあるのが特徴的です。
すたぺんドリルの英語教材は幼児から小学生まで対応しており、中でも英単語のプリントは835単語のボリュームがあって生き物・食べ物・数字などジャンル別に分かれているので効率よく英単語を学習できます。他にも、基本的な英文の構文を解説したプリントもありますので、学校の英語だけでは物足りないお子さんが自宅学習で利用するのにもいいでしょう。
【年齢別】小学生が取りたい英語関連のテスト
ここでは、小学生が受験することができる英語関連のテストについて解説しています。英語関連のテストを受験することで、自分が今いるレベルの位置を客観的に知ることができ、英語学習を進めるうえでの目安にもなります。
英検/英検Jr.(英検ジュニア)
英語の資格としてもっとも有名なのが「実用英語技能試験」略して「英検」です。英検は年間360万人以上が受験していて、受験や就職などでも評価されます。
英検は5級からあり、小学生でも受験できますが筆記とリスニング両方が必要になるため、筆記のできない子供向けにリスニングのみで受験できる英検ジュニアがあります。子供の英語レベルによって、どちらを受けるか決めるといいでしょう。
JET(ジュニアイングリッシュテスト)
JETはTOEICの前段階として小中学生が受験できるコミュニケーション英語能力テストです。JETには5レベルのテスト問題があり10段階に評価されるため、英語学習の進捗状況の確認や現在の英語能力レベル判定などに活用できます。
JETで出題される問題は、小学生の日常生活に関連するものとなっています。また、試験問題もカラフルなイラストを使用していて、子供たちの取り組みやすさを重視されています。
国連英検ジュニアテスト
国連英検ジュニアテストは、国連の民間窓口である公益財団法人日本国際連合協会が主催する、英語能力テストです。国連英検ジュニアテストは、子供たちに異文化を理解し将来グローバルに活躍する人材になってもらうための一環として、英語能力の上達を図るために行われています。
国連英検ジュニアテストは長年の実績やSDGsの推進など子供たちのグローバル教育を支援していることから、外務省の後援を受けています。国連英検ジュニアテストの試験内容は、簡単な英語の会話を聞いてイラストの中から答えを選ぶというもので、英語学習を始めたばかりの小学生でも受験可能となっています。
TOEFL Primary
TOEFLのテストのひとつであるTOEFL Primaryは、小中学生を対象とした英語コミュニケーション能力試験です。TOEFL Primaryはリーディングとリスニング合わせて60分間の試験で、3択マークシートのペーパーベース方式となっています。
TOEFL Primaryの難易度の目安として、英検3級から準2級程度とも言われており、英語を始めてある程度の能力が備わってから受験したほうがいいでしょう。
小学生がつまずきやすい英語学習は?
小学校中学年から英語の授業が必修化されましたが、初めて英語に触れる小学生も多く、中には英語学習でつまずいてしまう子がいるのも事実です。本章では、小学生が英語の授業でつまずきやすいポイントについてと、その解決法について解説していきます。
単語の暗記でつまずきやすい!その解決法とは?
小学生の英語学習でつまずきやすいのが、単語の暗記です。小学校では「読み書き」よりも「話すことと聞くこと」を重要視しているため、英単語のスペルなどは指導してもらえません。
そのため、授業を受けているだけでは英単語を覚える機会もないまま先へ進んでしまいます。今後中学へ進学した際には、英単語の暗記も必ず必要になるため、できるだけ小学校で出会う単語は小学校のうちにマスターしておきたいものです。
解決方法としては、自宅学習でアプリやプリントなどを利用して、授業で足りない単語の暗記を補っておくといいでしょう。英単語アプリはゲーム感覚でき、1回5分程度で終了するものも多いので、宿題の前後など毎日の習慣として行うようにすると語彙力が伸ばせます。
文法が理解できずに丸暗記してしまう
小学生では、英語の文法が難しく思えて理解できずに丸暗記してしまうという子供も多いです。丸暗記に頼っていると応用力が付かず、中学生になって複雑な文法が出てくると丸暗記だけではとても対応できなくなってしまいます。
しかしながら、丸暗記もデメリットばかりではありません。英語の教科書に出てくる例文を丸暗記しておくと、ディティールの部分を言い換えれば新たな文章として、英作文などに使用できるでしょう。
ただし、丸暗記した英文の日本語の意味も理解しておかないと、英作文や会話に活用できませんので、丸暗記の際は意味も一緒に覚えるようにしましょう。
リーディングが苦手な小学生が多い
小学校では読み書きを重視しない教育を行っているため、リーディングが苦手な小学生は多いです。大人でも、長年英語教育を受けてきたにもかかわらず、長文の英文や英語の小説などを読破するのは難しいものです。
リーディングを得意にするには、とにかくたくさんの英語の本を読むしかありません。ただし、本人の実力より上のレベルの本を与えていると、ますます理解できずに英語嫌いが進んでしまいます。
おすすめなのは、リーダーズという1冊当たりの単語数が20語程度から始まる簡単な英語の本です。ネイティブの子供たちも絵本の次に初めて読む本はリーダーズからで、徐々に単語数が多いものにレベルアップしていきます。
自分で最後まで1冊読み切ったという成功体験が、子供を英語好きへと導きます。簡単な本から始めて、全部読めたらしっかりほめてあげましょう。
小学生の英語学習にかかる費用
小学生の英語学習には無料でできるものから月に数万円以上かかるものまで、選択肢が数多くあります。本章では、小学生の英語学習を月額5,000円以内のものと5,000円以上のものに分けて紹介していきます。
- プリント・ドリル・通信教育
- 英語学習アプリ
- オンライン英会話
- 英語塾や英会話スクール
- くもんや学研
- 英語の学童・アフタースクール
自宅学習では集中できずになかなか課題が進まない小学生は、塾やスクールで英語を学ぶ方がいいでしょう。塾などに通うことで一緒に通っている子供たちからも刺激を受けますし、自宅学習では難しいアウトプットの機会も得られます。
塾や英会話スクール以外で今人気を集めているのが、英語の学童やインターナショナルスクールが運営するアフタースクールです。外国人のスタッフが常駐しているのが特徴で、外国人スタッフの比率や預かり時間によって月々の費用は変わりますが、通常の民間学童よりも数倍の費用が掛かります。
学童で預かってもらいながら英語に触れられるメリットはありますが、子供が日本人中心だと子供同士は日本語で会話してしまうことや、スタッフの数が足りないとアウトプットの機会が十分に得られないことなどの懸念はあります。子供の性格や英語力なども考慮しながら、子供に合った学習方法を選んであげてください。
小学生の英語学習に関する気になる質問に回答
ここからは、小学生の英語学習に関して多くの方が気になるであろう質問に回答していきます。
小学校で覚えるべき単語は?
新しい学習指導要領によると、小学校の外国語活動(英語)の授業では600~700語が卒業までに取り扱う単語数とされています。ただし、すべてを卒業までに覚える必要があるわけではなく、教科書の中に登場する英単語数が600~700語ということです。
もちろん、600~700語の基本的英単語は今後も必ず覚えておくべき単語ですので、覚えておくに越したことはないのですが、小学生にはなかなか難しいかもしれません。ですが、スペルまで完全に覚えることはできなくても、日本語の意味と英語の音を一致させておくことは小学生のうちにできておいた方がいいでしょう。
英単語を覚える順番は「名詞」→「動詞」→「形容詞」の順番で行います。身近にあるものの英単語を覚えるときは、親も一緒にクイズ形式で問題を出し合いながら、少しずつ子供の語彙を増やしていけるといいでしょう。
オンライン英会話は親も一緒に受けないといけない?
先生
子供向けのオンライン英会話サービスでは、ABCが分からないレベルの初心者から受講できますので、かならずしも親が傍に居る必要はありません。ただ、PCやタブレットを使っての授業になるため、始めた当初の慣れないうちは機器の操作などで親も同席しておいた方が安心でしょう。
数回レッスンを行い、機器の操作やオンライン英会話のシステムに慣れたら子供だけでの受講も十分に可能になります。
お金をかけないと小学生の英語教育は難しい?
先生
高いお金をかけなくても、小学生に英語教育を行うことは可能です。親子で一緒に英語の本を読んだり英語のアニメを字幕で鑑賞したり、留学生との交流イベントなどへ出かけたりするのもいいでしょう。
小学生の英語教育を行う上で一番重要なものは、本人の英語に対する興味や関心です。まずは身近なところで英語に触れる機会をたくさん作ってあげるようにしてみましょう。
親が全く英語を話せなくても大丈夫?
先生
オンライン英会話サービスの場合では、講師陣は英語しか話せない場合も多いですが、サポートなどは日本語で対応していますのでPCの基本的な操作が分かれば大丈夫です。日本人のほとんどは英語は読めても話せないという人が多いので、正しい発音はCDやDVDのナレーションやオンライン英会話の講師に任せて、それ以外の箇所でサポートできそうであればやってあげるといいのではないでしょうか。
自宅で英語教育をする必要はある?
先生
小学生に自宅で英語教育を行うことは、英語の上達に際して様々なメリットがあります。たとえば、学校の授業だけでは足りないアウトプットの部分を、自宅でのオンライン英会話で補える点などです。
学校の授業では、30人以上の子供に対し教師1名なので、生徒の理解度や進捗状況を把握しきれていない場合もあります。オンライン英会話では、前回までにやった内容が講師陣の間で共有される仕組みになっているため、苦手な部分や発音を重点的にレッスンしてもらうことも可能です。
小学校ではどれくらいのレベルで英語を学ぶ?英単語の数は?
先生
小学校で学ぶ英語では、英単語600~800語程度が教科書に出てきますが、ネイティブの子供たちが使っている語彙は0歳から3歳までですでに3000語あると言われています。3000語というと英検準2級レベルの語彙数に相当します。
英語でコミュニケーションが取れるようになるには、小学校での英語学習だけではかなり勉強量が不足していると言えますね。せっかく英語を学ぶからには、日常会話ができるレベルまでには英語力を身に付けたいものです。
学校での英語の授業だけでなく、自宅でも出来る範囲で英語の学習を進めておいた方が、将来の英語力向上につながるのではないでしょうか。
【まとめ】小学生から英語に慣れ親しもう
グローバル化が進む現代社会では、近い将来に日本人も英語を話せて当たり前という時代が来ているかもしれません。翻訳機能がどれだけ発達しても、直接英語で会話ができる喜びや興奮には代えがたいでしょう。
未来を生きる子供たちのために、親として選択肢はなるべく増やしておいてあげたいものです。まずは英語を楽しく学べることを念頭に置きつつ、小学生のうちから学校以外の場所でも英語に慣れ親しんでいけるように心掛けましょう。